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初恋 -🐺 ページ18

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【最初で最後】


🐺ver.











「ジョンウヤ〜」

jw「응〜」

「なんでそんなにかっこいいのー」

jw「嘘つかないでくださーい」

「嘘じゃないですけど」

jw「あーほんと、このヌナすぐ嘘つくんだから…」

「야、パクジョンウ」






ため息混じりに「やれやれ」と頭を振ったジョンウ


これが私たちのいつものノリというやつで、こうして毎日他愛もない話を繰り返している




たまに同じ話題を話してデジャヴになったりもする







そのくらいお喋りな私たちは会話が絶えない








「ジョンウの初恋って、小学校とか?」

jw「初恋?」

「なんか小学生のジョンウ、隠れて手紙渡してそう」

jw「そんなの分かんないじゃん」

「私の想像の話ね、真実は知らないもん」

jw「んー、初恋ね〜」

「うん初恋」









ゲームをしていた手を止めて上を向いて考える素振りをするジョンウ


ジョンウの初恋はきっと初々しいんだろうなぁ











jw「初恋、ヌナかも」

「…ぇえ!」

jw「たぶん、ヌナ、Aヌナ」

「本当?!」

jw「うん」








私を指さしてコクリと頷いたジョンウ

うわぁ、ジョンウの初恋が私だなんて、ものすごく嬉しい気もするし、意外と初々しくなくて驚いた




素直に「きゃーきゃー」と騒ぐ私を見つめるジョンウは面白そうに笑った








「本当に私なの?」

jw「そうだよ、」

「高校とかなかったの?」

jw「なかったって、ヌナが初恋だってば」

「야〜ウリジョンウヤ可愛いね」

jw「やめてヌナ」









顔を赤くして、何度も問い詰める私に目線が合わせられないジョンウ

可愛くて可愛くて思わず顔を両手で挟んでウリウリしてしまう


やめろと嫌がるわりには全力で抵抗しない








jw「でもヌナの初恋は僕じゃないでしょ」

「あー、そうかも」

jw「ほらね」

「…ジョンウ落ち込まないでよ〜」

jw「知らない、」







プイッと顔を背けたジョンウ

肩を揺らして振り返らせると、本当に悲しそうなジョンウの表情


なんだかこっちまで切なくなってハグをする







jw「ヌナー、無駄だよそんなことしても」

「私の可愛いジョンウが寂しそうだったから」

jw「やめてよ可愛いジョンウとか…」

「なんで〜ヌナの可愛いジョンウでしょ」

jw「可愛くないし」

「はは、可愛いジョンウはヌナの最後の人だよ」

















jw「…僕はヌナが最初で最後なんだけど」












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(プロフ) - 頑張っても空回りする年下ドヨンとそれを見て可愛いと思ってる余裕ヌナの絡みみたいですm(_ _)m (8月27日 11時) (レス) @page41 id: c5f966b3dc (このIDを非表示/違反報告)
名無し88688号(プロフ) - 甘々ジェヒョクさんみたいです(⑉・ ・⑉) (8月15日 18時) (レス) id: 0efe7fe2ef (このIDを非表示/違反報告)
miiya(プロフ) - 一個前にファニちゃんの話を書かれているので、後からで全然大丈夫なのでツン多めだけど最終的にはデレなファニちゃんを見たいです! (8月14日 1時) (レス) @page40 id: 0103c4b5df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かほ | 作成日時:2023年2月26日 22時

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