気軽に読もうや

🐰 ページ11

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🐰ver.











dy「A」

「ん?」

dy「사랑해요〜♡」

「オッパ…可愛いよ、うん」

dy「そこは私も〜でしょ!」








付き合って一年になるわたしの彼氏は

うさぎみたいな可愛い顔をしていて、すごく優しくて最高の彼氏なんだけど…




なんだか少しズレたところがある






今も私に向けてハートを作って「사랑해」している




なんとも言えない

というかこれをほぼ毎日されるとなんて返したらいいのか分からなくなる



なぜか「私も〜」と言いたくない私なりの葛藤がある








dy「…사랑해?」

「ん?」

dy「A、"ドヨンオッパ사랑해〜♡"」

「…ん?」

dy「A〜ㅠ」









どうしても言わせたいのか「言って!」「真似して!」と誘い出そうとする





この姿が可愛くて言えない


言うわけにもいかない










「オッパオッパ」

dy「오?!」

「…」

dy「…」

「…토끼 사랑해(うさぎ愛してる)〜♡」

dy「ドヨンオッパではないけど、それは僕のことだよね…?」

「아니(いや)?実家で買ってるラビちゃんです」

dy「안돼지(だめでしょ)〜ㅠ」

「ははㅋ」










年下からいじられるドヨンオッパ

今はこうして泣きそうになってるけど、いざという時はかっこいい

そのギャップに負けたのがこの私だ



ほんとずるい人だから、今のうちにいじめとく











「オッパ、そんなに言われたいの?」

dy「うん、」

「はは、かわい」

dy「もう、Aは僕いじめるの好きだよね…」

「だって可愛いもん」

dy「知ってる」

「あぁ、진짜(まじで)」

dy「ㅋㅋ」









なんなんだこのユーモアに溢れた人

と思ってますます面白くなる




ドヨンオッパ최고(最高)










dy「明日は言ってくれる?」

「うん、明日は言うよ」

dy「言ってよ?約束」

「ん、約束」








そう言って小指同士を結ぶ


なにしてるんだ、と思ってしまったけど、これがドヨンオッパの世界

一緒にオッパの世界に入るのが一番だ











「オッパ」

dy「ん?」

「明日どこか行く?」

dy「おー、いいね」

「市役所とかどう」

dy「し、市役所…?」

「うん、市役所」

dy「ま、まさか」











「オッパ사랑해」

dy「어、어떻게(どうしよう)…」








そう言って手を胸に当てて、嬉しそうに笑うドヨンオッパ








dy「A너무멋지다(すごくかっこいい)…!」







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