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「告白は?」

jh「してない、てかしない」

「なんで?私にはしろって言うのに」

jh「なんでだと思う?」

「んー、」

jh「その子、好きな人が他にいるんだってさー」

「あぁ、そういう…」








聞いた自分が一番気まずい気持ちになって申し訳ない


悲しそうにふっと笑ったジフン先輩は、私の頭をわしゃわしゃと撫で回すと満足げに

「じゃあ、頑張れよ」

そう言って教室を後にした












なんだかんだ先輩も大変な思いをしていたんだと思うと、朝ずっと一緒にいた自分が申し訳ない…

その人のために時間を使えばいいのに

















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「なんで、こんな日に限って…」









長い長い授業も全て終えて、帰ろうとリュックを背負ったとき、

前から大量のノートを抱えてやってくる先生を見て笑顔が引いていったのは言うまでも無い…






そのまま私に声をかけ、倉庫までよろしくと大量のノートを持たせた先生

その去っていく後頭部を見てもっと少なくなれと目線を飛ばす










そして今ノートを持ったまま倉庫に向かう私

みんな部活やら委員会やらで忙しそう


私は雑用で忙しい、だなんて悲しくて笑えない












yj「…A?どうしたのそれ」

「あ、いや、倉庫まで持って行くところ!」

yj「その量を、あんな遠い所まで…?」

「はは、」








そんなとき階段を登る手前、角から出てきたのはジェヒョクだった

今の私を見て不思議そうに頭を傾げる



まあ、おかしいよね












yj「手伝うよ、ほら貸して」

「え、あいいよ、持っていける!」

yj「ダメでしょ〜、女の子がこんな重いもの運んだら怪我しちゃう」

「大丈夫だよ、わ、私めっちゃ強いから!!」

yj「嘘はもっとだめ、黙って手伝われてて〜」

「あ、」







躊躇いなく私の手元からほとんど全部を持って階段を登るジェヒョク


その時に微かに触れた指先

それだけでそこに全ての神経が集中して心臓が速くなる


こんなに優しくされたら女の子みんな絶対好きなるでしょ…







優しくしてくれるのに嬉しくなりながらも、それが私だけじゃ無い事実に悲しくなる

情緒不安定でおかしくなりそう…







恋ってこんなに辛いんだ














yj「ねぇA」

「ん?」









横に並んで運んでいる私たち

肩が触れ合いそうで内心緊張しまくりの私は、自然に見えるように返事をした











yj「朝いつもいる人って、彼氏?」












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なんでやねん(プロフ) - あさひくんのとこ5回くらい見てしもた。めっちゃ好きです!これからも頑張ってください! (2023年2月1日 0時) (レス) id: 81078256f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かほ | 作成日時:2023年1月20日 23時

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