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yj ページ9

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yj「Aおはよ〜」

「お、ジェヒョガおはよ」









こうしていつも通り私の席の後ろを通るユンジェヒョク

私たちの仲はただの"同級生"




挨拶を交わすのはいつからか日常と化していたけど、
私にとっては大切なことの一つ



なぜなら私は彼に好意を寄せているから








彼はかっこよくて、優しくて、面白い





そんなハイスペックな彼に私と同様、気持ちを寄せる女の子は多い









yj「おはよ〜」








日常的にしてる挨拶だって、私だけのものでは無い












また今日もそうやって、勝手に想って、勝手に理由をつけて落ち込む私













jh「Aちゃんっ」

「…先輩?なんです?」

jh「おはよう」









そんなとき、なぜか現れるのはジフン先輩

急に前の席に後ろ向きに座ってきた




入学当初からだる絡みが絶えない、










「おはようございます…、」

jh「まーた朝から不機嫌?」

「…自分のせいだと思ったことは」

jh「違うでしょ?」

「…」

jh「図星?笑」









こうしてほとんど毎日ここにくる先輩は、一応モテ男である

私と絡んでることが女の子たちは気に食わなそうにこちらをチラチラ見てくる


前の人の飛び火じゃん…






と煙たがる自分ではあるけど、私がジェヒョガに気持ちを寄せていることに勘づいている先輩に助けられている













jh「そろそろ勇気出せ」

「嫌だ」

jh「なんで?俺ずっとここ2ヶ月は言ってるんだけど…」

「振られたら立ち直れない」

jh「だからなんで振られる前提」

「先輩には分かんないでしょこの気持ち」

jh「…先輩にも分かりますー」

「恋してるの?してないでしょ」













ここに毎朝来て私をからかうくらいだから、

どうせこの先輩は恋をしてない





なのにぺらぺらと偉そうに










jh「…してるよ一応」

「え?嘘だ」

jh「嘘じゃない嘘じゃない本当」

「…あり得ない」

jh「なんでお前は全部否定すんの笑」









少し頬を赤めて視線を逸らしたジフン先輩

こんな顔見るのは初めてで受け入れたく無い



少し、「先輩もちゃんと人間だったんだ」と思ってしまって

なんだか気まずい













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なんでやねん(プロフ) - あさひくんのとこ5回くらい見てしもた。めっちゃ好きです!これからも頑張ってください! (2023年2月1日 0時) (レス) id: 81078256f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かほ | 作成日時:2023年1月20日 23時

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