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満足したのかゆっくり顔を上げるアサヒ


その上げる途中で、一番顔と顔の距離が近くなったとき、隙を狙って軽くキスをされる










「わ、久しぶりにした…」

as「そうであってもらわんと泣く」

「あ、そうだよね」

as「俺も久しぶりにした」

「なら、安心だね」

as「あたりまえ」










2人で笑って自然と繋がれる手

ゆっくり進む歩幅も私に合わせてくれるし、なんてたって私のことを見過ぎなアサヒ


そのうちこけそう











「前を見なよアサヒくん」

as「え?」

「え、無意識?」








ぽかんと口を開けるあほらしい顔も久しぶりな気がして愛着が湧いてしまう


全てが久しぶり

こんなの幸せすぎて申し訳ない













「私のこと見過ぎなの」

as「別にええやろ、減るもんやないし」

「うわぁ、韓国行って口が達者になったね」

as「事実やろ、Aのこと見てて飽きないし、一生見てられる」

「…久しぶりで調子狂った?」










これでもかとアサヒが素直でおどろく


私は逆に久しぶりで、恥ずかしくて、思っていることを言えてないのに












as「一年我慢したやん、今爆発してる」

「何が爆発してるの?」

as「愛」

「…、私も今溢れそう」

as「ふ、なんで泣きそうなん」

「愛が、伝わってるから…」












躊躇いもなく、あたりまえのように「愛」だと答えるアサヒの瞳がその真剣さを物語ってた


それを見た私は、こうして自分のことを愛してくれていることに感動して泣きそう





ぎゅぅっと締め付けられる心臓に耐えられなくなって涙腺が溢れる












「今すっごい好き」

as「ん、嬉しい」

「…我慢してよかった」

as「ほんまやな、我慢した甲斐があったわ」
















「サヒ愛してる」

as「…俺がAのこと死ぬまで幸せにする、絶対」















またそうやって人を感動させる




思わず溢れる涙


その涙が頬を伝っていって首あたりまでたどり着いた頃、泣きじゃくる私のことをじっと見つめて微笑むアサヒ


伸びてきた白い手は頰に添えられる
















as「今、キスしてもいい?」

「うん、満足するまで、ね」



















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dy→←.



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なんでやねん(プロフ) - あさひくんのとこ5回くらい見てしもた。めっちゃ好きです!これからも頑張ってください! (2023年2月1日 0時) (レス) id: 81078256f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かほ | 作成日時:2023年1月20日 23時

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