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「ねぇ」
hs「ん？」
「この距離感で何もないの？」
今にも鼻と鼻がくっつきそうな距離にいる私たち
今か今かと待ってる私がばかばかしくなってくるほど、目の前にいる男は何もしてこない
待ってるのが伝わらないのか不思議
hs「A」
「ん？」
hs「あのね、今、」
「うん」
hs「その唇に触れたら」
「…うん」
hs「それだけじゃ終われないと思う」
「…明日お仕事？」
hs「うん」
「じゃ、ダメだ」
hs「はぁ…苦しい」
熱い視線で向けられた瞳に自分の意思も揺らいじゃうほど胸をやられて、
今こうやって我慢させてることが自分も苦しい
目の前のヒョンソクも頭を抱えた
「今ヒョンソクは私のことが好きでたまらないんだ」
hs「今だけじゃなくていつもだよ」
「わ… 깜짝이」
hs「だから尚更辛い」
「次休みの日言ってね、すぐ行くから」
hs「うん…」
私の胸に顔を埋めてぎゅうっと抱きしめるヒョンソク
眉間に皺がよっててかなり不服なのが分かった
私も私で少し残念だなと思ったし、今この時間に少し触れるくらい許されるかな
ほんのちょっと、少し軽いキスくらいなら
「ヒョンソク」
hs「…Aそんな目しないで」
「ん？」
hs「可愛すぎるから」
「ヒョンソ、」
少し苦しそうな表情をしたヒョンソクが顔を上げて目線が絡み合った時にはもうダメだと思った
思っていたよりも気持ちが表れていたのか、すぐに近くなる顔の距離
名前を呼ぶその短い間にも我慢ができず顎と腰に添えられた手に力が入った
重なる唇に私もすごく嬉しくなる
「ヒョンソク、」
hs「…はぁ、ほんとにしない？」
「うん、お仕事に支障が出ちゃう」
hs「じゃあ、もう一回する」
「え、あ、っ」
しないと言いつつも少しスイッチの入ったヒョンソクを止めることなんてできないし、
たぶん私もしようとは思わない
ただ今はヒョンソクに触れていたかったから
もう一回と言ったけど、その一回がどんどん濃厚になって私の胸の音も早くなっていく
妙にゆっくり動く腰にある手にも疼く
長らく続いたそのとき、ぬるっと感じたその感覚に思わず焦って口を離す
「っは、ヒョンソクさすがに、」
hs「…知らないよ？次の休み」
「い、いいもん別に」
hs「言ったからね、覚悟してて」
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なんでやねん(プロフ) - あさひくんのとこ5回くらい見てしもた。めっちゃ好きです！これからも頑張ってください！ (2023年2月1日 0時) (
レス) id: 81078256f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かほ | 作成日時：2023年1月20日 23時
