天使系男装少女【暗殺教室】 (ページ46)

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翡翠の天使 43 ページ46

んー…
イトナ君は暗殺者なんだよね…
まさか同い年で暗殺者が私以外にもいるなんて…
どんな戦いをするんだろう

『ん？なにこれ？机の…リング？』

烏)｢まるで試合だ
こんな暗殺仕掛ける奴は初めてだ｣

シ)｢リング外に足がついたらその場で死！どうかな？｣

杉)｢なんだそりゃ
負けたって誰が守るんだそんなルール｣

『いやー…
殺せんせーには効くんじゃない？
生徒の前で約束は破れないし』

殺)｢いいでしょう、受けましょう
ただしイトナ君、観客に危害を与えた場合も負けですよ｣

『殺せんせーの優しい気遣い…
惚れるわ』←

全)(え!?)

シ)｢こんなタコに!?｣←

全)(なんでシロが突っ込むんだよ…)

シ)｢うぇっほん
では合図で始めようか
暗殺…開始!!!!!!!｣

ｻﾞﾝｯ!!!ﾎﾞﾄｯ

『え!?』

私達の目は、ただ１箇所に釘付けになった
切り落とされた先生の腕に…ではなく

ﾋｭﾝｯ

『触手!!?』

全)｢｢え!!!!｣｣

あ、そう言う事か
雨の中濡れないでこれたのも、触手のおかげね

殺)｢…………こだ｣

ｿﾞｸｯ

殺)｢どこでそれを手に入れたっ!!!!!
その触手を!!｣

殺せんせー、真っ黒だ…

シ)｢さぁねぇ…でもこれでわかっただろ？
君とイトナは兄弟だ
だって触手をもっているんだからねぇ
しかし怖い顔をするねぇ…
何か嫌なことでも思い出したかい？｣

殺)｢………
どうやらあなたにも話を聞かなきゃいけないようだ｣

シ)｢いや、聞けないよ
…死ぬからね｣

ﾋﾟｶｯ!!

殺)｢!?｣

シ)｢この圧力光線を至近距離で照射すると、君の細胞はダイラタント挙動を起こし、一瞬全身が硬直する｣

そんなの、そんなの…

『…卑怯だ
これはイトナと殺せんせーの戦いであって、シロさんには関係ない!!!!!!!』

シ)｢君は、暗殺者だよね？｣

『…なんで…それを？』

シ)｢僕はなんでも知ってる
殺せんせーの弱点も、全部ね
そして、暗殺にはよくあることだろう？
多勢に無勢、卑怯な事も沢山｣

『そうだけど…
私は暗殺でそんな事しない！
それに、中学3年生は大人が思っているよりずっと大人だ
保護者なんて必要ない!!!!!!!』

イ)(!?確かに…そうだ
なぜ、俺には保護者がいるんだ？)

シ)(イトナに関係ない事を考えさせてはだめだ)
｢…君、目障り｣

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ

『うっ…』

私は、意識を手放した

ﾊﾞﾀﾝ