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私の計画 ページ9

「今日は本当にごめんね」

「大丈夫だよ!気にしないでね」


夜ご飯の話をすると食事に誘われたのだが、朝ごはんも買わなくてはならないし、なによりもコナンくんにあんな鋭い目を向けられ続けて耐えられる気がしなかったため断った。


蘭ちゃんの手料理食べたいのは山々だけどね、あんな警戒されてちゃ私の“計画”が崩れそう。


「A姉ちゃんバイバーイ!」


笑顔で手を大きく振るコナンくんににやけそうになるが、どうにか優し目な笑顔を保って私も手を振り返した。


ドアが閉じると同時にその顔は完全に崩れる。


「はぁぁぁ……可愛い」


きっと“ただの子供だよアピール”なんだろうけどそれでも萌える。

口元の緩みが収まるまで、その場で立ち尽くしていた。


その後、当初の目的であったコンビニ弁当と朝ごはん用のサンドウィッチを買い家へ直行した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



サンドウィッチを食べながらネットショッピングを行う。


男物の服と、シークレットブーツとその他男装に必要なものを購入していく。


そう、私の計画というのは、男装することだ。

紳士な男となり、蘭ちゃんや和葉ちゃんに近づき、新一や平次を妬かせたいという望みを叶えるのだ。


あと、コナンくんに敵対され、そして男装を暴いてもらいたいという望みもある。

個人的にあの安室さんみたいな立ち位置になりたいのだ。

敵対されたあと、仲間になるみたいな。


そのために家族を捨て、チョーカー型変成器を要望。バレないように肌色にしてもらい、黒いカバーもつけてもらった。


黒いカバーは男が女に変装してると思わせるためのもの。


そして、先ほど出てきたお兄ちゃんとは私の男装した姿のことだ。

変装といってもメイクで男っぽくするだけだけど。




他の人から見ればこんなことしても無意味なのかもしれない。簡単にバレると思うかもしれない。


けど、この世界に来たからには、遊びたいじゃん?




簡単に暴かれないようにしつつ、ヒントをバラ撒いて真実に迫ってもらうんだ。



この世界の、きれる頭脳の持ち主たちに。

転校→←警戒


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鴇波(プロフ) - ジュリさん» ありがとうございます!とても嬉しいです(*^^*)ゆっくりと頑張っていこうと思います! (2019年3月14日 20時) (レス) id: d3dbb9d1a5 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - めっちゃ面白いです更新楽しみにしてます!(*・ω・*)> (2019年3月14日 20時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鴇波 | 作成日時:2018年7月1日 14時

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