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第六話 徹夜になりかけた ページ9

うぅ……。

きのう飲み会に行くために、仕事を残してしまったのがいけない。

しかも二日酔い気味。

なのに徹夜かもって……。

「世界って理不尽……」

「兎村さ〜ん。がんばって」

染山さんは笑顔で応援してくる。

着々と仕事を終わらせながら。

染山さんも私と同じで仕事が残ったまま、飲み会に出席した。

染山さんはほぼ終わらせていた。

それなのに私は

このまま仕事の予定がずれて毎日遅くまでやらなくてはならないかもって程、進まない。

パソコンをにらみつける。

「ああもう!!」

頭を掻きまわす。

髪の毛邪魔だなぁ!

「ほら、そんな風にしちゃダメじゃん。結んであげるよ」

そう言うと染山さんは、そこにあった紐で私の瑠璃色の髪を結い始めた。

修にもやってもらったことあったなぁ。

なんか染山さんと修って似てるところあるわ。

いつも笑顔のところとか。

でも修はチャラくないな。染山さんは少しチャラい。

言っちゃ悪いかもだけど。

「なんか申し訳なさそうな顔してるけど?」

「な、なんでもないですよ」

なぜ……わかったの。

「でーきたっ」

私は鏡で自分の髪を見た。

「すごい……かわいい髪形」

結び目が髪で覆われていて、短いポニーテールになっている。

おろしているより全然いいわ。

「気に入った?」

「はい。ありがとうございます。よくこんなことできますね」

「いやぁ、女の人の髪いじるの好きだから」

ウィンクする染山さん。

うん、やっぱりチャラいわね。



その後は順調に進み、三時頃には家に帰れた。

修からの手紙読もう。

読んでいくとやっぱりおかしな点が。

別に過去形じゃなくていいじゃない。

それに、お酒は魔法の飲み物じゃないわ!


それより、座右の銘か。

あと修のいいところ。


座右の銘は、"修が幸せなら、私も幸せ"

修をまねしたわけではなく、昔からこれだった。

修のいいところは

明るくて、我慢強くて、優しくて、あきらめが悪い。
そして何より、カッコいい。

「ふあぁぁあ……」

今日はもう寝よう。

手紙だけ出して、布団に入る。

お風呂は朝で。

「おやすみ、修」

私は笑顔で眠りについた。

手紙が四通→←手紙が三通


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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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梅雨風夏(プロフ) - nano_@さん» 了解です! (2018年2月5日 23時) (レス) id: 306f9f397d (このIDを非表示/違反報告)
nano_@(プロフ) - 完結おめでとう!!もといちごです。前の消しちゃったのでこっちでよろしくです! (2018年2月5日 22時) (レス) id: 6118924ca7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅雨風 夏 | 作成日時:2017年6月3日 15時

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