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第三話 家 ページ3

一、二時間後、東京に着いた。

今日は仕事はなく、引っ越しの後の準備をするだけ。

家、といっても家具付きのマンションなんだよね。

なるべく会社に近いところを選んでもらったの。

どんな部屋なのかまだ見ていない。

少し、楽しみね。

軽くなった足でマンションへ向かった。




「はい、これ鍵ね」

「ありがとうございます」

マンションの持ち主に鍵をもらい、さっそく部屋に入る。

玄関でクツを脱ぎ、奥へ進む。

「わぁ……綺麗」

白でまとめられていて、ところどころに桜色のポイントがあって、私の好みだわ!

LDKだけど、リビングが広くて生活するのは大丈夫そうね。

棚とベッドがついているから、もう十分。

ここで良かった。

なんか、修に報告したいわ。

……そうだ。

手紙で伝えよう。

メールとかより、書いた字の方がいい。

どんな形でもいいから、話がしたい。



その夜、私はいつも話すみたいに手紙を書いて、ポストに入れた。

最初は、修が私のいない間にいなくなってしまわないか不安だったけれど、

今は手紙のおかげでつながれるきがするわ。

手紙が一通→←第二話 思い


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設定タグ:オリジナル , 死ネタ , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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梅雨風夏(プロフ) - nano_@さん» 了解です! (2018年2月5日 23時) (レス) id: 306f9f397d (このIDを非表示/違反報告)
nano_@(プロフ) - 完結おめでとう!!もといちごです。前の消しちゃったのでこっちでよろしくです! (2018年2月5日 22時) (レス) id: 6118924ca7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅雨風 夏 | 作成日時:2017年6月3日 15時

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