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150時間目 ページ50

兄さんを助ける方法を今月…一月のうちに探し出さなければならない。

二月には普通の暗殺に戻らなければならない、と烏間殿は言った。









「…で、兄さんを助けられる話がある、と言ったな竹林」

「あ、ああ…」




現在。

竹林を壁まで追い詰め、端から見れば脅迫にしか見えない光景で僕はそう言った。

此奴は兄さんを救う方法に宛てがあるらしい。




「Aさんは殺せんせーを助ける方法を探しているんだよね?」

「まあ。…助ける、よりも元の姿…。普通の人間に戻すことが目的だが」

「なるほど。僕の考えとは少し違いがあるけど、最終的な部分は同じだね」

「いいから早く話せ。僕は時間が惜しいんだ」




僕がそう言うと、竹林は手を挙げ、指を3本立てる。




「…メイドコスプレと、メイド喫茶。…後は何だ」




実は偶に竹林の趣味に付き合うことがある。

どうやら顔立ち良し、スタイル良しの僕を相当気に入っているらしい。

なので、竹林の交換条件には大体メイドのコスプレとメイド喫茶が含まれるのだが…。

あと一つは何なんだ…?




「さっき、自分で悪魔が宿っているって言ってただろ?だから試しに悪魔のコスプレもやって欲しいなーっと…」

「…あのなぁ、人のコンプレックスを何だと…」




僕がグチグチと言っていると、竹林は携帯をいじり始める。

で、何かを見つけたのか僕に見せてくる。




「…『小悪魔』?」

「このコスプレも追加で」

「この…ッ、僕の変装術を何だと思っているんだ…ッ!」




画像にはメイド服を着て、悪魔の象徴と言える翼と尾をはやしたコスプレがあった。

日本は変なところで文化が発展しているよな…。


コスプレをするのは構わない。…これが偶に、変装の勉強になったりするのだ。

だが、無駄なことに使っている事にプライドが失われている気がする…。

…ええいっ!兄さんの為だ!!




「…分かった。その条件、呑もう」

「よし。じゃあ僕の考えを話すよ___」





























「…なるほど。そういう考えの人間もいるかもしれない。だが、僕が調べた限りそんな事やってる所なんて…」




僕のハッキング力でも、侵入できないものはある。

…もしかしたら、彼奴なら…。




「明日、クラスの皆にも言うつもりだ」

「何かいい話があればいいんだけど…」

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恵野(プロフ) - 柊りあさん» いえいえ!むしろありがとうございます泣 更新は現在時間が取れず出来ないのですが、今週の土日には時間ができるかもしれないので、その日を予定してます! (2020年1月14日 21時) (レス) id: d3fd993259 (このIDを非表示/違反報告)
柊りあ(プロフ) - 更新頑張ってください!一からまた読み返したんですけど、やっぱり面白い……!!応援しています!(何回もコメントするの、しつこいですかね?) (2020年1月14日 20時) (レス) id: 18aaf501b2 (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 柊りあさん» コメントありがとうございます。更新出来ない期間が長かったので、書いた内容を覚えておらず曖昧な所もありますが…汗 これからも見てくれると嬉しいです! (2020年1月4日 14時) (レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
柊りあ(プロフ) - この作品、面白くて好きです。これからも頑張ってください! (2020年1月4日 14時) (レス) id: 18aaf501b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恵野 | 作成日時:2019年10月24日 17時

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