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「言い動きだったぞA！」
「ありがとうございます、円堂さん」
試合後、円堂が興奮した様子でAに話しかけてきた。
「まだ速くなるか」
「今まで抑えていましたから。皆との連携を乱したくなかったので」
「そうか」
鬼道の問いにAはそう答えた。
「凄いでしょ、勇気」
「ああ！彼奴凄いな！」
「Aが立向居の母親に見えてきた･･･」
Aの発言に円堂、土門の順に反応した。
「Aさんは“ホーリードライブ”以外のシュート技を使わないのかい？」
「･･･お前、まだ何か隠しているシュートがあるのか」
「あ、えーっと･･･。あっははは･･･」
一之瀬の発言にAはギグッと反応した。
そして、鬼道の圧に後ろに下がっていく。
「い、一之瀬さんご存じ･･･なんですか？僕のもう一つの必殺シュート」
「勿論さ！君が光の天使、って呼ばれ始めた技なんだから、知っているとも」
逃げられなくなったA。
Aはため息をついた後、口を開いた。
「･･･“シャイニングエンジェル”、僕が有名になった技です。でも、あまり数回は使えなくて･･･」
「なんでだ？」
Aの発言に土門が疑問の声を出した。
「威力が強力な代わりに、身体にかかる負担が大きすぎるんです。だから、試合で打てるのは3回が限界です」
「“皇帝ペンギン1号”に似ているのか？」
「まあ、そうなんですかね？でもこの技は、元々“二人技”なんです」
Aが土門の問いに答えたあと、鬼道がそう言った。
Aはさらに、元々は二人技だったことを伝えた。
「“シャイニングエンジェル”は元々“ツイン・エンジェル”って言う必殺技の片割れなんです。この技が、お互いの負担を大きく減らして、且つ強力な威力を発揮するんですよ」
「じゃあ、その“シャイニングエンジェル”とは別に、もう一つの片割れの必殺技があるってことか」
「もう一つの技は誰が使うんだ？」
Aの説明のあと、土門と鬼道がそう言った。
「･･･決まってるじゃないですか。この技を編み出した兄さんですよ」
＿＿＿そう言ったAの表情は、どこか寂しそうだった。
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恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» ありがとうございます…！ 中々更新に手が回らず、ずっと下書き状態で止まってるものばかりですが、作ったからには完結させたいと思っていますので、お時間あるときに覗きに来ていただければと思います！ (2023年3月12日 15時) (
レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
死神瞳羽(プロフ) - 恵野さん» 他の作品も楽しみに待ってますね！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: dad027b2bd (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» キャラの特徴掴めてましたか…！？ 所々こんな一面もありそうだなっていう想像や捏造がほとんどでしたが、違和感なく思えていただいてたみたいでよかったです！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
死神瞳羽(プロフ) - 恵野さん» いえいえ、恵野さんが作る作品は、面白いところもあるしキャラもちゃんと掴めているので見ていて、尊敬できます！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: dad027b2bd (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» まだまだ拙い部分がありますが、そう言って頂けるとは感無量です泣 (2023年3月12日 15時) (レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2019年8月25日 19時
