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デサームがポジションチェンジでFWに入り、試合再会。
デサームの圧倒的なスピードとパワーに、雷門は手も出ない。
あっという間にデサームは雷門ゴール前へ。
「“グングニル”！」
デサームの必殺技“グングニル”がゴールに迫る。
大丈夫、“正義の鉄拳”なら…！
「“正義の鉄拳”！」
ぶつかり合いが続く。
が、押しているのは“グングニル”の方で…。
「…っ！！」
＿＿＿“正義の鉄拳”は、“グングニル”に破れてしまった。
そして、同時に前半終了のホイッスルが鳴り響いた。
・
「…“ホーリードライブ”じゃ、デサームには勝てない…？」
その事実を信じたくなくて、手を握りしめる。
「A。お前中心にボールを回す。…今のGKのゼノがデサームより劣っていることに賭ける。…頼んだぞ」
「…はい」
僕に集まる視線。
期待されている。
それに、答えなくちゃ…。
“ホーリードライブ”が通用しないなら、やっぱりあの技を使うしかないのか…？
その気持ちを抱えたまま後半戦開始のホイッスルが鳴り響いた。
・
後半戦開始早々、ボールはデサームに奪われてしまう。
「“グングニル”！」
デサームの必殺技“グングニル”がゴールに迫る。
「“ザ･タワー”！」
「“ザ･ウォール”！」
DFの二人が立ちはだかるも、簡単に打ち砕かれる。
「“正義の鉄拳”！」
円堂さんが必殺技“正義の鉄拳”を繰り出す。
しかし、再び破れてしまう。
このままでは2点目を奪われてしまう…！
「入れさせねェっ！！」
「条ちゃんッ！」
条ちゃんがゴールポストを支えにゴールを守る。
何て無茶な…っ。
「…っ」
デサームによって吹き飛ばされるチームの皆。
デサームは何故か僕を傷つけることなく躱していく。
「“グングニル”！」
「…っ！」
僕は急いでゴール前に走る。
そこには土門さん、小暮、鬼道さんもいて。
「ぐああっ！？」
その威力に身体が痛む。
僕は痛む身体に鞭を打って、立ち上がる。
「僕が、何とかしないと…っ！」
「お前が“シャイニングエンジェル”を打てば、潰すことを辞めよう」
「！！」
デサームはそう言った。
僕が、“シャイニングエンジェル”を打てば皆を傷つけないと言った。
僕が、あの技を打てば…っ。
「…っ、A…！」
「円堂さ、」
後ろから聞こえたのは円堂さんの声。
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恵野(プロフ) - 銀世界の姫騎士 レオさん» コメントありがとうございます。私の気分で更新するかしないかが決まってしまうのですが…汗 ありがとうございます！ (2020年3月11日 22時) (
レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
銀世界の姫騎士 レオ(プロフ) - すごく面白いです！これからも、無理せず頑張ってください！^^* (2020年3月11日 21時) (レス) id: 86c31a4b24 (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 聖ニャンさん» コメント遅くなりすみません…！汗 励みになります！ありがとうございます嬉涙 (2020年1月16日 17時) (レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
聖ニャン(プロフ) - 凄く面白いです!これからも頑張って下さい!応援してます! (2019年12月24日 23時) (レス) id: 69449d120b (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 水琴さん» コメントありがとうございます。更新は不定期ですが、宜しくお願いします！ (2019年11月4日 15時) (レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2019年11月4日 12時
