第23話 ページ23
その次の日僕はノーマンからロープの場所を教えられた
まぁ恐らくなんかの判断材料にするんだろうけど
僕はノーマンに伝えないといけない事がある
「ノーマン僕はこの作戦には乗るけど二人にしっかりコニー達のことは伝えたほうがいいそうじゃないとこの先絶対衝突する時がくる」
「うん…わかってるよ」
次の日
レイ達と 一緒に食堂に向かう途中にシスターが物起き部屋の床をガン見してた
洗濯の最中ノーマンとレイと話ていた。シスターの奇行について
「おい今朝みたか
シスター物置の床ガン見してたぜ？」
「あぁエマから聞いた‘’標的‘’を探す一連の行動…ママの制御に反してる
やっぱりシスターはママとは別に動いてる
さてママと一枚岩でないことを喜ぶべきか鬱陶しいと嘆くべきか」
「喜んでいいと思う。シスターの独断で動いているならもしかしたら接触してくるかも」
「えっどうして？」
「シスター鬼ごっこの時エマに『出荷を見たなら…』って言ってたから標的の特定と…多分標的の証拠が欲しいのかも
証拠を集めるには懐に入るのが一番いいし…」
「なるほど…
ちなみに足跡は何の確証にもならないよ
スリッパのサイズなんて年長者は誰も同じだし時間がないなりに何を探したかわからない程度には歩き回っておいたもの」
「足跡がダメなら次また別の何かで来るぞ 問題はシスターがなぜ独自に標的を見つけたいのか目的位何によっては」
「『鬱陶しい』ではかたずかない…」
少し離れたところで二人が話しているのが聞こえる
「あれ？ドンは？」
「そういやさっきから姿見ないね」
「……
……ギルダは潔白…
ねぇレイ、アオ…内通者はなぜ内通するんだろう…」
「そりゃそうするメリットがあるからじゃね？例えば出荷を逃れて大人になれる＿＿とか…」
「命の保証＿＿か…
アオは？」
「レイとおんなじ」
「そっか」
その日はいつも通り木陰で本を読んで自由時間を過ごした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：八重黒 | 作成日時：2022年8月8日 2時
