第35話 ページ35
「ドンギルダ」
「エマ…」
「ごめん！私が甘かった私解ってなかった信じるって覚悟が足りてなかった
信じてくれて…気づかせてくれてありがとう」
「僕からもごめん」
「うっ！いや…その…
俺も つい殴ったりしてごめん
大丈夫……
じゃないよなまず医務室行こう」
ドンはすごく焦りながら聞いているがノーマンは笑いながら大丈夫と返す
「勝手な行動をとったこともごめんなさい」
「うん…レイが怒るのも当然だ
その……
本当に……」
「ほらレイ」
「……
あーもういいよ！万一の場合は全部俺が何とかするから
……俺も……色々悪かった……ごめん」
「もう嘘はナシだから…改めて聞かせて
しくじれば死ぬ『外』は最悪鬼の世界 それでも一緒に逃げてくれる？」
「「当たり前でしょ/だろ！！」」
「俺達も信じてもらえるよう頑張る」
「だから協力させて」
「ありがとう…！」
「さぁ次は『下見』の計画だ
早速だけど二人に仕事を頼みたい」
＿＿11月1日水曜日
「言われた通り盗ってきたぜ
洗剤に除草剤……こんなの何に使うんだ？」
「下見のとき役立つ」
「「？？」」
「ねぇ『下見』って柵の先塀に上って『外』を見るんだよね？
発信器……どうするの？」
「それは‘’『確認』させられなければいい‘’」
「その通り
ママとシスターそれぞれの目を他へ向ける『確実にコンパクトを見ない状況』をつくり出しその間に素早く下見をする」
「でもどうやって……？」
「ママはレイに足止めしてもらう偽の情報を流してもらうんだ」
その後僕たちは森に移動し話を続けた
「けどよママはレイに任せていいとして…シスターは？」
「そうよシスターにこそバレたら即出荷なんでしょ？」
「大丈夫考えてある」
いや…
「もう多分遅い」
「えっどういうk「ストップ！」えっ！？」
僕が大声を出したことに驚いたのかみんなが僕の方を見る
だが僕はそんなこと気にも止めずある人物に声をかけた
「隠れてないで出てきなよ」
「あら、気づいてたのね」
「何の用ですk「見たわよ」」
「え」
「食堂での会話全部聞いたわ
標的は五人全員！！」
「ノーマン エマ レイ アオ ギルダ ドン
あなた達六人……
私と組まない？」
「え？」
「やっぱり接触してきましたかみんな大丈夫」
危ない素が出るところだった
「アオのいう通りだ大丈夫問題ない話を聞こう」
「！！？」
(こいつ……)
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作者名：八重黒 | 作成日時：2022年8月8日 2時
