赤いクロックス3 ページ4
｢失礼します｣
診察室に入ると看護師さんは居なく、重岡先生だけだった
重｢おつかれーい。誰の書類や〜｣
｢お疲れ様です！この人のなんですけど…｣
重｢あ、こっち座りや｣
差し出されたのは患者さんが座る椅子
｢すみません！ありがとうございます｣
そんな小さな気遣いにときめく
一通り仕事の話が終わり
｢お時間ありがとうございました！｣
私が帰ろうとすると
重｢もう戻るん？Aちゃんとのおしゃべり楽しんやけどな｣
｢えっ｣
不意に名前を呼ばれ戸惑う
重岡先生はにこっとえくぼを出して笑う
重｢俺、ずっとAちゃんとおしゃべりしたかってん。色んなこと話したい。ま、仕事中やからしゃあなしな！また今度な｣
そんなこと、急に、
｢わ、私も！｣
｢ずっと、重岡先生とお話したかった…です｣
重｢ほ、ほんまに？｣
少し驚いた顔をして、すぐにへらっと笑った
重｢ほな、今度ご飯行こな｣
｢ぜひ！｣
そう言って、お互いに連絡先を交換した
その後の仕事にはあまり手がつかなかった
仲良くしてもらってる先輩に
何かいいことあったん？
と聞かれるくらいには、周りに分かるくらいに浮ついていたんやと思う
いつか、先輩にいい報告ができるように頑張ろう
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かりんとう(プロフ) - あおばさん→コメントありがとうございます！更新速度は遅いですが、楽しんで頂ければ嬉しいです！ (2019年1月23日 23時) (
レス) id: f772d29389 (このIDを非表示/違反報告)
♪あおば♪(プロフ) - 続きが気になります！ゆっくりで良いので更新待ってます！ (2019年1月23日 0時) (レス) id: 88e54ce10b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かりんとう | 作成日時：2018年12月17日 15時
