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突然の日のことだった
いつものように紫耀くんは舞台の仕事があって
今日も会えそうではなかった
「‥暇だなぁ。」
1人の時間が多いこの頃は
課題もはやくに終わっていた
‥一人暮らしってこんなに静かだっけ
半年以上一人暮らししてきたけれど
この静けさを久々に感じるのは
いつも紫耀くんが隣にいてくれたから。
彼の存在の大きさが今になって感じる
___ 平野紫耀、熱愛報道!!
___ 紫耀くん、やっぱ匂わせるよね
___ やっぱり女優の〇〇と付き合ってたんだ〜
Twitterを眺めていると
そんなツイートが流れてきた
ジャニーズってデマ流れることも多いし
紫耀くんの熱愛が流れても
私は信じていない。
毎回はっきりとした証拠もないし
それは私と付き合う前から流れているから
「‥またか」
全く不安にならないわけじゃないけれど
それは熱愛報道関係なく、
一般の私でいいのかな、と不安になるだけ
ぼーっとスマホを眺めていると
電話がかかってきた
.
「もしもし?」
?「久しぶりやね」
「っ、‥」
「何の用ですか」
?「平野紫耀と付き合ってるんやって?」
「‥何言って」
?「写真あるねんから、言い訳したって無駄やで」
電話に出ると、縁を切った家族だった人
介護施設から引き取られた家族にいた
私より3つ年上の血の繋がっていない兄だった
「‥何の用、なの」
幸樹「いい加減、戻ってこい」
「は?‥お兄ちゃんとは縁切るって言ったはずだよね?」
幸樹「うるさいな、言うこと聞けや」
幸樹「今住んでる家なんか、すぐに調べられるねんで」
電話越しでも、久しぶりにきく兄の声は
怖いままだった。
また、前みたいに暴力を振るわれる毎日がやってくるかもしれない。
‥紫耀くんにも、迷惑がかかる。
私は恐怖で体が震えて
その日からろくに寝れない毎日が続いた
.
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kaho888(プロフ) - maho*さん» そう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます! (2019年3月8日 0時) (レス) id: 2b211e65eb (このIDを非表示/違反報告)
maho*(プロフ) - このお話大好きで一気に読んじゃいました!これからもお話楽しみにしています。 (2019年3月5日 12時) (レス) id: 84e5e364a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kaho888 | 作成日時:2019年3月5日 1時