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結衣「 A!おはよ〜! 」
「 結衣ちゃん、おはよう! 」
結衣「 最近クマできてるよ?大丈夫? 」
「 え?!‥あっ、ハマってるアニメ見て夜更かししたからかなぁ 」
もも「 Aでもハマるアニメあるんだ!なんか意外!」
別に信用してない訳じゃない。ただ父に性的行為を受けたことが中学で広まり、友達は去っていった。幼馴染だけが側にいてくれた。‥今はいないけど。
だから、本当の自分は出さないようにしている。裏切られた時辛くなるのは自分自身だから。みんな表だけを見せて裏では何処までも真っ黒に違いない。
結衣「 明智おはよ〜 」
秀一「 おはよ 」
「 ‥じゃあ私行くね 」
結衣「 え?!どこに? 」
「 ち、違うクラスの子のとこ! 」
どうしてよりによって秀と同じクラスなんだろう。ただでさえ気まずいのに。こうやって会わないようにするのにも疲れた。
東条「 あいつ、他クラスに知り合いなんていたか? 」
結衣「 さぁ?初めて聞いたけど‥ 」
もも「 っていうか、明智ってAと話したことないよね? 」
結衣「 確かに!面白くていい子だから話してみなよ!せっかく同じクラスなんだし! 」
東条「 ‥‥ 」
秀一「 いいよ、遠慮しとく。」
秀一だって、私の顔なんて見たくないのに。
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作者名:kaho888 | 作成日時:2019年7月9日 23時