１２ ページ12
⚘
目を覚ますと見覚えなのい部屋
辺りを見回すとモノトーンのお洒落な部屋で
『 あ。おはよう 』
『 って、もう１９時やけど(笑)』
体調はどう？、と慣れた手つきで
わたしに薬を差し出す紫耀がいた
貧血になりやすい私が
常に持ち歩いている薬を渡してきては
楽な体制にしてくれたり
『 ん〜熱はないな 』
鼻が当たりそうなくらい顔を近づけて
あんま無理したらあかんで、と言わんばかりの
少し大人っぽい表情で微笑んでいる
「 しょう、」
『 ん？どうした？ 』
この人は本当に私の幼馴染なんだ
いつだって助けてくれる。
「 ありがとう 」
昔から私のそばにいてくれたのに
どうして私は彼を覚えていないんだろう
『 ええよ、慣れたことやし(笑) 』
でも微笑んでいるはずの彼は
ものすごく悲しそうな顔をしているようにみえた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 444人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めろ(プロフ) - 33話あたり、同じようなお話書いてらっしゃる作者さんいらっしゃいませんでした、、？ (2019年8月25日 17時) (
レス) id: 94b3b69313 (このIDを非表示/違反報告)
おだちゃん(プロフ) - 続編楽しみに待ってました！ (2019年5月5日 1時) (レス) id: c1b610c9c3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kaho888 | 作成日時：2019年5月4日 23時
