ちょっとくらい…ね?〈ころん〉 ページ1
〈ころん〉
「ねぇA〜…」
〈A〉
「……なに?」
〈ころん〉
「いつもソコでやめるのなんで〜?」
あ〜……めんどくさい奴だな
今、私はヤギで有名なころんに「なでなで」を要求されている。
でも……
できるかぁぁあぁぁぁあぁあぁあ!←
いっつも、頭に触れる1歩手前で終わってしまう
それは多分、ころんを撫でたりしたらもっとめんどくさくなるからだと思う。
でも今回は結構ヤバいかもしれない。
いつも1歩手前で終わってしまうからか、ころんが我慢できない、と言う顔でこっちを見ている
これは…やらないといけないのだろうか。
〈A〉
「あーもー……しょーがないなー」
〈ころん〉
「え?やってくれるの!?やった〜!!」
ころんがめちゃくちゃ笑顔になった……
これは期待を破ったら殺される…←
私は「仕方なく」ころんの頭を撫でた
〈ころん〉
「やった〜!初めて撫でてもらった〜(*´罒`*)」
……なんだ?
〈A〉
「なに…?ころん。」
ころんが満足そうな顔でこっちを見ている
〈ころん〉
「お返ししてあげようと思って。ね?」
フワッ
……?
〈A〉
「なっ……!」
ころんはお返し、と言って体で私を包み込んだ。
〈ころん〉
「えへへ〜Aあったかい〜( * ॑꒳ ॑* )♪」
〈A〉
「ば…ばか!早く離れろ!」
私は無理矢理引き剥がそうとする。
でもころんは離れようとしない
〈A〉
「も〜…ころ……ん…?」
ころんの顔を覗き込んだ。
そしたら、笑顔なはずのころんの顔は真っ赤に染まっていた
〈A〉
「……ばか」
私はころんをギュッと包み返した。
顔が熱く感じた
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作者名:むにゅむにゅ太郎 | 作成日時:2019年4月22日 21時