モモの花3【佐野玲於】

In the night ページ3

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「…はぁ、あ…ん…っ」



「…っん、」






深夜1時、部屋中に響く甘い声と軋むベッドの音。


地方から帰ってきた玲於にいきなりベッドに追いやられて
気がつけばこんな状態。



二回目の行為で、疲れてるあたしを

容赦なく揺さぶる。






「…はぁ、っ…イッ ちゃ…う」



「…まだダメ」






目が合うと、微笑んでキスを落としてくる

色っぽい顔をした玲於。


だんだんキスにこたえられなくなり、

近づく絶頂。


同時に大きくなる声。






「…はぁ、っ…あぁ…イ…ク…っ」



「…俺も」






ドクンドクン、とゴム越しに放たれる。


ゴムを外すと、またゆるゆると入ってきて

中でゆっくりと動かされる。






「…あぁ…っぁ…」



「…目見て」






瞑っている目を開けて、玲於を見る。


目を合わせると、ゆっくりだった腰遣いも

だんだん速くなってきて。






「…れ、お…はぁ…っ」






玲於にしがみつくと、時々漏れる玲於の声。


激しくなれば、近づく絶頂。

声を荒らげて果てれば、玲於も後を追って果てる。






「はぁ、はぁ…っ」



「ごめん激しくしすぎた」






優しく抱きしめられて、キスを落としてくれる。









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