モモの花3【佐野玲於】

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「ん…っ…」






ぎゅって抱きしめられたまま、ゆっくり動く玲於。


耳元で、たまに聞こえてくる甘い声。

ベッドの軋む音と、明るめな照明。

全てが、あたしの興奮をさそう。






「…んっ…はぁ…っぁあ…」



「…ん、」







激しく揺さぶられたり、ゆっくり入ってきたり。






「…れお、…イッ…ちゃう、」



「……俺も」






ゆっくりと抜かれたもの。

ぐったりしたあたしをぎゅっと抱きしめてくれて。






「ホテルいいね興奮する」



「…いつでもするくせに」



「こんな胸あって興奮しない方がおかしいでしょ」



「…変態。」






ぎゅーって抱きしめながら、どさくさに紛れて

あたしの胸に顔埋めてるし。


突起を舌で舐めてきたり

わさわさ触ってきたり。






「…やめて、」



「ん、やだ」



「…もうれーお。」



「うん」






玲於に脚を広げられて、いじられる。

だんだん、反応してくる体。


玲於に跨られ、また始まる行為。






「…ねぇ、もうだめ」



「…だって俺のこんなだし」



「…んぁ…っ」



「お前だって濡れてんじゃん」






ものを擦り付けられて、動く体。






「早く言えよ」



「……れおの、いれて…っ」



「いいこ」






結局、３回目の行為が始まって。

気がつけば、意識を飛ばしていた。






「…腰いった。」



「やば、やりすぎじゃね。笑」






そう言って笑う玲於に、

グーパンチお見舞いしてやった。









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