俺の可愛い彼女ちゃん。

誕生日 ページ15

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仕事が終わり、家へ帰る。




扉を開けると、真っ暗な部屋。



焦って、リビングに行くと






そこには可愛い可愛い俺の彼女ちゃん。








『玲於くん、お誕生日おめでとう！』





安心してすぐに抱きしめる。






『玲於くん…？』



｢いなくなったと思ったまじ焦った。｣



『ごめんね？サプライズだよ！』






そこには普段料理をしないAが作った

綺麗 とは言えない形のケーキ。




あまりにも嬉しくて、つい涙が頬を伝う。






『…玲於くん？』




｢ありがとうA｣




『…泣かないで？』




｢泣いてないよ｣







そう言い、笑ってみせる。







｢Aケーキ作れんの？すごいじゃん｣



『玲於くんのために頑張ったもん！』



｢ありがとう｣






Aをもう一度抱きしめると、手を回してくれる。







『玲於くんケーキ食べる？』



｢うん食べる｣







椅子に座って、ケーキを食べると


どう？美味しい？って聞いてくるA。







｢超うまい｣



『やったあ！！』



｢ありがとうA｣






これからもずっと一緒にいてね、って言いながら


軽くキスをしてきたA。




だんだん顔が赤くなっていくのが分かる。








｢Aちゃん不意打ちはずるいです。｣






そう言って、俺も不意打ちでキス。






『…玲於くんだって不意打ちずるい。』






俺よりも絶対、真っ赤なコイツの顔。


まじで可愛い。







｢Aちゃんお風呂行きますか？｣



『うん！』






顎を持ち、Aの顔を傾けると見つめ合う。







『…なに…？』



｢顔真っ赤｣





そう言ってキスをすると、



もう玲於くんのせいで死んじゃうよ〜、って


お風呂場に逃げていったA。







俺だって、Aのことが好きすぎて死んじゃうよ？


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