俺たちの姫は儚い。 5 〜Snow Man〜

ご褒美に ページ33

A side


　「ありがと、ございました…。」



受付「お大事に〜！」



　お、終わったぁ、やっと終わったわ！(涙)



　穴が空いてるから違和感しか無いけど、慣れるしかないな！



佐久間「お疲れ様、姫♪



　 お腹空いたでしょ、うどん食べよっか！」



　「でも、くまくんは…？」



佐久間「俺、食にこだわり無いから何でも良いの♪



　 コンビニ寄ってから、ご飯食べようね！



　 姫へのご褒美だから、俺の奢りだよん♪」



　近場のコンビニに行くと、鬼滅のくじがまだあった！



　残り方も、悪くないな…。



　たくさん引くのは申し訳ないし、３回引くことに。



佐久間「３回お願いしまーす！」



店員「はい、どうぞ。」



　ペリペリ…



　「…うわ、え！？」



佐久間「うぉ、すげー！」



　何と、１枚目からＡ賞のフィギュアが！？



　嘘やろ、ホンマにご褒美やん…。



　ペリペリ…



　「…えぇぇ！？」



店員「え、スゴイ…！(笑)」



佐久間「マジか、神引きじゃーん♪」



　何と何と、３枚中２枚がＡ賞という結果に！



　もう１枚は下位賞とは言え、推しをしっかり確保したで♪



店員「ありがとうございました〜！」



　「ありえへん…。(笑)」



佐久間「スゴすぎだよ、初めて見た！」



　「くまくん、これ貰って…？



　 付き添ってくれたお礼、これじゃ足りひんけど。」



佐久間「え、良いの！？



　 やったぁ、超ラッキーだー♪」



　「あたしはフィギュアと推しお迎えしたから。



　 康ちゃんにもええ報告出来るし、満足(笑)」



　くまくんには後日、別のお礼せなあかんね。



　とりあえず、大喜びしてくれて良かった(笑)



佐久間「熱いから、ゆっくり食べなよ？」



　「おん、ありがと。 ふー…。」



　まだ本調子やない歯で、ゆっくり噛む。



　出来るだけ、ゆっくりゆっくり食べて…。



　「ん、食べ終わった。」



佐久間「はーい、ごちそうさまでした！」



　家まで送り届けてもらったら、デートは終了。



佐久間「今度、ツナとシャチにも会いに来てね？」



　「おん、また行くわ！



　 康ちゃん、またドラマ決まって忙しそうやし…。」



佐久間「寂しくなったら、電話して。



　 いつでも出れるようにしとくから♪」



　「ありがと、ほなね〜♪」



　やっぱり、持つべき物はSnow Manやな！



　あたしの、大切な大切な宝物。

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