俺たちの姫は儚い。 5 〜Snow Man〜

俺の彼女 ページ27

向井 side(リビングの松永さんに少し触れます。)


　俺の彼女、姫川Aはめっちゃ可愛い。



　え、そんなん分かってるって？(笑)



　やってさぁ、今の状態見てみ？



　「…む。」((ﾌﾟｸｯ



向井「ドラマ観ながら、何百面相してんねん(笑)」



　「…健ちゃん、カッコええけど、キス…。」



　健太郎のキスシーン観て、ヤキモチ焼いてはる。



　ヤキモチ焼かんって言うてたのに(笑)



向井「ヤキモチ焼かんて言うてたんやないの？」



　「そのつもりやったんやけど、その…。



　 カッコよさがどんどん増してるような…？」



向井「ありがとう(笑)



　 でも、Aもみーこ役で出てるやん！」



　「演じてる時と、実際に映像で観るのとはちゃうの〜！」



向井「…可愛い。」((ｷﾞｭｰｯ



　ギュッと抱き締めれば、抱き締めてくれるA。



　ちっこいな、やらかいな、可愛いなぁ…。



向井「…俺やって、健人とAのシーンの時はモヤモヤすんねんで？」



　「ふふ、ケンティーから言われたで。



　 お前の彼氏、どうにかなんない？って(笑)」



向井「当たり前やん、健人カッコええもん！」



　「…確かにカッコええよな、セクシーやし。」



向井「俺にはそんな色気ないもん…。」



　「アホなこと言いな、あるわ！(笑)



　 ライブとか、色気ダダ漏れですけど！？」



　そしたらA、俺がどんだけカッコええ人間かを力説し始めた。



　ライブでの色気、バラエティでの面白さ、ドラマでの意外性などなど…。



　「関ジュの時から、康ちゃんのことずっと見てたんやもん！



　 あたしは１番、は言い過ぎか…。



　 世界中で、４番目のファンやからね！」



向井「何で４番なん？」



　「向井ファミリーの次やから♪」



向井「何やの、それ(笑)



　 Aには１番でおって欲しいな〜。」



　「んふ♪ ほな、１番でおる！(笑)」



　俺の家族を大切に想ってくれるA。



　せやから俺も、Aとずーっと一緒が良い。



　「…だーいすき！」



向井「俺もめっちゃ好き、大好き！」



　長い間片想いしとったから、拗らせてたけど…。



　やっと、両想いになれた。



向井「…どんだけかかったか。」



　周りの男連中も、Aのことを狙ってた。



　それを牽制しながらやったから、大変やったな(笑)



　Snow ManでAを守らなアカンな！

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