俺たちの姫は儚い。 5 〜Snow Man〜

ギックリ腰…！？ ページ20

A side


深澤「ごめんごめん、俺が踏ん張れなくて(笑)」



　「大丈夫、痛くない…？」



深澤「だーいじょうぶだって！」



岩本「お風呂湧いたら、一緒に入るか。



　 今日、俺、泊まってもいいの…？」



深澤「むしろ、その方が有難い(笑)」



　康ちゃんが来てくれるとは言え、あたしも泊まろうかな。



　この状態のたつくん、放っておくんはちょっと…。



　「あたしも泊まろっかな、久しぶりに。」



深澤「…良いの？」



　「康ちゃん次第やけどね(笑)」



　〜♪



　「あ、お風呂湧いた！」



岩本「ん、じゃあ行くか。」



　「ご飯は作っとくわぁ。」



　とは言ったものの…。 何か食材あるやろか？



　あ、鶏肉見っけ。 刻みネギあるし、チャーハンイケる！



　「…お風呂大丈夫かな。」



深澤「…いやぁ、照に頭洗ってもらう日が来るとはね(笑)」



岩本「俺だって想定外だよ(笑)



　 まぁ、ふっかは良く怪我してたからな…。」



深澤「ごめんな？」



岩本「良いよ、お互い様なんだから。」



　心配になって様子見に行ったら、そんな話をしてた。



　んふ、いわふかの補給完了♪



岩本「…A〜、盗み聞きは悪趣味だよ。」



　「んぇ、何で分かったん！？」



深澤「影でバレバレ！(笑)」



　「えへへ、ごめんなぁ？



　 今からチャーハン作っとくから〜♪」



　そそくさと風呂場を出て、チャーハン作り。



　レタスをちっちゃめにちぎって、鶏肉と炒めて…。



　卵ご飯をちゃちゃっと炒めて混ぜれば…！



　「…ほい、完成♪」



深澤「いい匂い〜♪」



岩本「待って、髪拭くから！」



　「ふふ、兄弟みたい(笑)」



　コルセットを巻いてから、たつくんを座らせてっと。



　先にご飯を食べさせてあげんとね！



深澤「…うまー！」



岩本「めっちゃ美味しい。」



　ピーンポーン



　「あ、はいはーい！」



向井「ごめん、遅くなったわ！」



　ご飯中に康ちゃんも来てくれて、一緒にご飯食べた。



　泊まってええか聞いたら、ＯＫしてくれた！



深澤「…じゃあ、Aと寝ても良いのね？」



向井「今日だけやからな！ 俺は照兄と寝る！」



岩本「えー！？(笑)」



　わちゃわちゃしながらも、たつくんと寝ることに。



深澤「A、色々ありがと。」



　「いーえ、どういたしまして(笑)」



　もうギックリ腰ならんようにな、たつくん？

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