俺たちの姫は儚い。 5 〜Snow Man〜

ギックリ腰…！？ ページ18

深澤 side


岩本「…ふぅ、今日はここまでにしよっか。」



　「せやね、はぁ…。 康ちゃん、大丈夫そ？」



向井「おん、何とか…！」



佐久間「ちかれたぁ、もう！(笑)」



マネ「お疲れ様でした！



　 少し休憩されたら、次の仕事の方は…。」



　皆で振りの確認を終えた後、早々に片付けに入る。



　各自、忙しそうだもんな…。



　俺はこれで終わり。 帰ったら何しよっかな？



　ポトッ



　あ、やべ、ペン落としちゃった…！



　急いで取ろうと、屈んだ瞬間。



　バキッ！



深澤「うげっ…！？」



　バタンッ！



　腰に激痛が走って、足に力が入らなくなって倒れた。



向井「え、ふっかさん！？」



ラウール「どうしたの、大丈夫！？」



深澤「あはは、だいじょーぶだいじょーぶ…？」



　余計な心配かけたくなくて、慌てて立ち上がろうとしたんだけど…。



深澤「…いってぇ！」



　ダメだ、マジで力が入らない(笑)



　分かるのは、腰に走る激痛のみ。



渡辺「さっき、やべー音しなかったか…？」



阿部「聞こえた。」



佐久間「バキッ！って聞こえたような…。」



深澤「…俺から出た音かも。」



　「…たつくん、もしかして、腰痛い…？」



深澤「…めっちゃ痛い(笑)



　 痛すぎて、足に力入んねーの。」



　「………。」



　そしたらA、リュックから何かを取り出して…。



　「誰か、この後オフの人おる？ 暇な人！」



岩本「俺、オフ。 予定も特にない。」



佐久間「俺っちも暇♪」



　「たつくん、ギックリ腰やってるわ。



　 とりあえず、コルセット巻くの手伝って！」



深澤「えぇ、俺がギックリ腰！？



　 てか、何でそんな物持ってんの…！？」



　「四次元ポケットやもん(笑)」



岩本「どうしたらいい？」



　「出来るだけ真っ直ぐ、たつくん支えといて。」



　照が出来るだけ動かないようにしてくれるけど、痛いもんは痛いな…。



　思わず、顔が歪んじゃう。



ラウール「痛そう…。



　 ギックリ腰って、皆なるものなの？」



　「腰を酷使してたら、なる確率高くなる。



　 たつくん、腰が悪いって言うてたやん？



　 せやから、間違いないかな…って思ったんよ…。



　 たつくんの家に、あたしら行くわ。



　 お風呂も入るの一苦労やと思うし、看病せなアカンと思うから。」



　どうやら俺、病人みたいっす…。

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