検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:22,694 hit

絶対に助け出す! ページ19

宇随 side


蜜璃「私が弱くて足手まといだから、お姉ちゃんが…!(涙)」



小芭内「止めるんだ、蜜璃。 お前は何も悪くない、何も心配するな。」



無一郎「Aさんは必ず助ける。 どこで襲われたの?」



蜜璃「用水路の最奥の、路地裏で…。」



義勇「確かにあの辺りは、灯りが消えるのが早いからな…。」



宇随「その場所をわざと狙ったんだろうぜ。 地味な手を使いやがって!」



 Aが甘露寺を庇い、敵に捕まった。



 かなり心配だが、簡単に捕まるようなタマじゃねえ。



 その場所に行けば、何かが証拠として遺されてるかも知れねー!



伊之助「Aの命が危ねーなら、俺が行くぜ!」



善逸「バカ、お前も病み上がりなんだからダメだよ!?」



炭治郎「俺もお力に…!」



実弥「だがあんまり大勢で探したら、町の奴らが騒ぎ出すぞぉ?」



宇随「俺が行く。



  伊黒は甘露寺の傍に居てやれ。」



無一郎「僕も行くよ、宇随さん。 良いよね?」



宇随「あぁ、俺たちだけで十分だ。 胡蝶、甘露寺を頼む。」



しのぶ「分かりました、お任せ下さい!」



 下手に大勢で動いて、蝶屋敷を襲撃されちゃ困る。



 だから俺と時透だけで偵察に行き、隙を見てAを救出することになった。



 ………



無一郎「宇随さん。」



宇随「んー?」



無一郎「…1番に俺が行くって言ったの、自分の気持ちに気付いたから?」



宇随「気持ち、ねぇ…。」



 あいつが捕まったって聞いた時、正直焦った自分がいた。



 気分屋だが、鬼殺隊の中では強い柱だ。



 そのくせ、弱い所を隠したがる変わった奴だ。 ほっとけるわけねーよな…。



 もう、自分にウソをつくのは止めだ。 俺様らしくない。



宇随「たぶんだが、俺はあいつに惹かれてる。



  芯が強くて頑固者で、優しくて弱いAにな。」



無一郎「…それ、Aさんに直接言ってあげなよ。」



 時透も恐らく、Aに惚れてやがる。 それなのに、俺に…。



無一郎「…着いた、ここだね。」



 不気味で薄暗い路地裏だな、奴らの根城にはもってこいだぜ。



宇随「…ん?」



 俺の足元に何か光るものが…?



宇随「これは、雪の結晶…!?」



無一郎「Aさんがわざと…?」



 よく見ると、道標のようになって落とされてる。



 そうか、これを辿って行けば…!

耐え抜け、私→←何があった



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 ,   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

かほべえ(プロフ) - かりんさん» ありがとうございます! 現在仕事でバタバタしており、超亀更新ですが、気長に待っていただけるとうれしいです。 (2020年9月21日 8時) (レス) id: 6299ff18a4 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - えっ神作。応援してます。 (2020年9月20日 16時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:∞かぽ∞ | 作成日時:2020年6月22日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。