お説教タイム ページ10
潤 side
はぁ、終わった！ 演劇部の練習が終わり、真っ直ぐ帰る。
５時か…。 飯の準備しなきゃだな。
今日明日と、Aのクラスは臨時休校だったはず。 手伝ってもらうか？
雅紀はベビーシッターの家でご飯ご馳走になるらしいし…。
和也は、仲の良い先輩とご飯って言ってたな。 翔兄ちゃんはすぐ帰るっしょ。
ガチャッ
潤「ただいま…。」
？「ちょっとA！ 動いちゃダメだってばー！」
「もう嫌だ、すぐ終わるって言ったもん！」
何だ何だ、騒がしいな…！ Aと智兄ちゃんの声…？
「…あ、潤兄ちゃん、お帰り！ 助けて！」
智「潤、A捕まえて！」
潤「何があったんだよ…。」
智兄ちゃんの前には、描きかけのキャンバス。 それから、普通の椅子。
はっはーん、なるほどな。
潤「絵のモデルでも頼まれたの？ しかも、時間が長引いた感じ？」
「そうなの！」
智「言っても７時間くらいだよ？」
潤「…ちょっと待て、昼飯は食ったの？」
智「…あ。」
「………。」
グゥゥゥ…。
「昼前には終わらせるって言われて待ったんだけど、全然終わらなくて…。
昼ご飯食べようよ！って言ったのに、もうちょっと！って粘られちゃったの。」
創作に夢中になって、時間を忘れることは多々あったけど…。
潤「…ちゃんと３食食え、バカーー！！
妹にモデル頼んで、うっかり長時間拘束って！
智兄ちゃんは確かに絵上手いけどさ、たまーにマイペース過ぎる！
Aにはお詫びとして、何かプレゼントするなり何なりしなさい！」
智「はーい…。」
ガチャッ
翔「何だ、どうした！？」
「お帰り、翔兄ちゃん…。 実はね、かくかくしかじか…。」
翔「…そりゃ智くんが悪いな(笑)
お腹ペコペコでしょ、カップ麺で良ければ食べよう？」
「うん…！」
一通りお説教を終えると、既に翔兄ちゃんたちは夕食を食べ終えてた。
さてと、俺は何しようかな…。 ま、たまにはカップ麺で良いや。
智「ごめんねぇ、A。」
「…しょうがないなぁ、許してあげる。 わざとじゃないんだもんね！」
智「…Aー！(涙)」(ｷﾞｭｯ
「よしよし、(笑)」(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
智兄ちゃんは甘えん坊なんだな、Aには(笑)
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Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» あ、ごめんなさい！気づくの遅く遅くなってしまって…。全然いいですよ！ (2019年8月4日 19時) (
レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» とても面白かったです！ (2019年8月4日 18時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
かほべえ(プロフ) - Setsuki.さん» え、うれしいです！ 完全な思い付きで一気に書いてしまったのに、読んでいただけて…！(笑) (2019年8月4日 18時) (レス) id: cd379f69aa (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» というか、今気付いたんですがもしかしてドラえもんズの小説作ってますよね？私、随分前に読ませて頂いていて…笑 (2019年8月4日 17時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» おぉー！ありがとうございます！応援してます！ (2019年8月4日 17時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞かぽ∞ | 作成日時：2019年6月16日 19時
