モヤモヤしっぱなし… ページ33
A side
「渚沙、明日の朝一の授業って化学よね？ 苦手なんだよね…。」
渚沙「そんなこと言ったら、城島先生泣いちゃうよ〜？(笑)」
城島先生は、この学校の古株先生。 とっても優しくて、生徒から人気。
ちょっとでもテストで良い点、取って喜んでもらいたいんだけどね…。
渚沙「じゃ、帰ろっか♪」
すばる「もう帰るん？」
「うん、今日はお兄ちゃんたちのご飯作らなきゃ。」
横山「大変やなぁ…。」
ガラガラッ
？「ご、ごめん下さい…！」
「ん…？」
帰ろうとした矢先、後輩ちゃんが私たちのクラスにやって来た。 どうしたんだろ。
？「よ、横山先輩いらっしゃいますか…？」
「いるよ…？ きみたかくん、お客さんだよー！」
横山「俺…？」
？「あ、あの…。 ちょっと来ていただいてもよろしいですか？」
横山「え、あ、おん…！」(ﾁﾗｯ
「…？？」
すばる「…お呼び出しか、モテるのぉ。」
「…ふーん。」
ここ最近、横山くんがお呼ばれ(告白)されることが増えた。
イケメン転校生が来たって噂になり、しかもバスケ部のエース候補。
この学校の女子生徒たちは、あっという間にきみたかくんの虜になったそう。
あの子、可愛かったな…。 きみたかくん、ＯＫするのかな。
渚沙「…んふふ、Aの顔が百面相(笑)」
「そ、そんなことないよ！？ さ、帰ろ？」
渚沙「はいはい、じゃあね、渋谷！」
すばる「おー。」
正直、渚沙にはバレてると思う。 私が、きみたかくんが気になるってこと。
告白しに来る子たちは、みんなとっても可愛くて。
私なんかよりもずーーっと、女子力あって純粋な子たちばかり。
渚沙には、『あんたも可愛いんだから、自覚しなさい！』と良く言われるけど…。
「…自信ないんだよね。」
渚沙「はぁ…。
あのねぇ、横山にしても渋谷にしても、Aと一緒だから楽しいの。
あたしたち、ほとんど一緒に行動してるじゃん！
あの二人は人見知りだし、あたしたちには心を開いてるってことでしょ？」
「うん…。」
渚沙「だったら、今がチャンスだよ。 来年はクラス違うかも知れないし！
こうなったら、文化祭で告っちゃえ♪ 何でも、当たって砕けろよ！」
そんなこと言われても、心の準備出来てないんですけど！？
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Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» あ、ごめんなさい！気づくの遅く遅くなってしまって…。全然いいですよ！ (2019年8月4日 19時) (
レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» とても面白かったです！ (2019年8月4日 18時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
かほべえ(プロフ) - Setsuki.さん» え、うれしいです！ 完全な思い付きで一気に書いてしまったのに、読んでいただけて…！(笑) (2019年8月4日 18時) (レス) id: cd379f69aa (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» というか、今気付いたんですがもしかしてドラえもんズの小説作ってますよね？私、随分前に読ませて頂いていて…笑 (2019年8月4日 17時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» おぉー！ありがとうございます！応援してます！ (2019年8月4日 17時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞かぽ∞ | 作成日時：2019年6月16日 19時
