デュエット曲は… ページ31
A side
パーティーからしばらく経って、すばるくんと音楽室にいる。
もちろん、坂本先生も。
すばる「先生、大丈夫なん？ 舞台、近いんやろ？」
坂本「問題ないよ、お前らの練習見るのも息抜きになるしな。
ところで、何の曲を歌うことにしたんだ？ 教えてくれよ。」
「えっと…。 ホールニューワールドを歌おうかと思ってます。」
坂本「ほう…。」
皆で盛り上がった後は、クールダウンしたいかなと思ったの。
かなり迷ったし、ロック調の歌も候補に入ってたけどね。
すばるくんが譲ってくれて、私の好きな歌に決まった。
坂本「うーーん…。 お前たち、この歌知ってるか？」
「獣ゆく細道…？」
坂本「すばる、この歌好きだろ？」
すばる「めっちゃ好きですけど…。」
坂本「じゃあ２曲やんな。」
「え！？」
坂本「俺は別に、１曲だけとは言ってないぞ。 お互いに好きなの歌えば良い。」
へ、屁理屈…！(汗)
そんなこと一言も言ってなかったじゃない！
「こないだ何も言わなかったでしょ！？」
坂本「今、思いついたんだよ。 思いつきもたまには必要だぞ〜？」
すばる「はぁ…。」
坂本先生のマイペースっぷりに、私たちは笑って従うしかなく…。
結局、『ホールニューワールド』と『獣ゆく細道』を歌うことになった。
先が思いやられるなぁ…。
坂本「俺が徹底指導してやろう、高くつくぞ？(笑)」
すばる「いや、それは良いっすわ(笑)」
坂本「なーんだよ、釣れねーな！ まぁ良いわ、楽しみにしてるぜ！」
嵐のように現れて、嵐のように去ってった坂本先生。
はぁ、いつもよりも倍以上疲れたよ(笑)
すばる「まだまだ時間あるからな、良い物完成させよな。」
「うん、頑張ろうね…！」
後から聞いた話だけど、坂本先生は相当なスパルタで有名らしい。
歌も演技も、妥協は一切許さない。 何か、潤くんそっくり…。
潤「ぶえっくしょーいっ！！ うぅ、誰か噂してるな…？」
智兄ちゃんも先生の目は確かだって言ってたし、間違いなかったって証明しなきゃ。
選んでくれた先生や、応援してくれるお兄ちゃんたちのため。
自分に自信を持てるようになるための、大切な舞台だから。
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Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» あ、ごめんなさい！気づくの遅く遅くなってしまって…。全然いいですよ！ (2019年8月4日 19時) (
レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» とても面白かったです！ (2019年8月4日 18時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
かほべえ(プロフ) - Setsuki.さん» え、うれしいです！ 完全な思い付きで一気に書いてしまったのに、読んでいただけて…！(笑) (2019年8月4日 18時) (レス) id: cd379f69aa (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» というか、今気付いたんですがもしかしてドラえもんズの小説作ってますよね？私、随分前に読ませて頂いていて…笑 (2019年8月4日 17時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» おぉー！ありがとうございます！応援してます！ (2019年8月4日 17時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞かぽ∞ | 作成日時：2019年6月16日 19時
