お兄ちゃんを探せ！ 1 ページ14
A side
「お名前は…？」
？１「…りょう。」
？２「ぼく、しょうた。」
「りょうくんと、しょうたくんだね。 私はAだよ！
それから、この二人は私のお兄ちゃん。 翔くんと智くんだよ。」
亮「う、く…。」
章大「うわーーーー！！(泣)」
ずっと不安だったのか、はたまた安心したのか…。 二人は大泣きし始めた。
智「わわ、泣かないで！ もう大丈夫、お兄ちゃんたちがついてるよ？」
「よしよし、もう泣かないよ〜。」
亮「おれ、兄ちゃんとしょうちゃんと手ちゅないでたのに、はぐれてもうた。」
ちょっと舌足らずなりょうくん。 たぶん、４歳くらいかな…？
今日は土曜日だから人も多いし、子供だったら怖い思いするよね。
「どうしよっか…。」
翔「お兄さん探しながら、迷子センター行こう。 その方が早いよ。」
智「翔くんに賛成！ その子たちも、ずっと歩き回って疲れてんじゃない？」
「そうだね、そうしよ！」
グゥゥゥ…。
「…ん？」
亮「…お腹、空いた。」
章大「しょうちゃんも…。」
「もう３時過ぎか…。 じゃあ、クレープ屋さん行こう？」
子供たちがお腹を空かせてたから、翔兄ちゃんのナビでクレープ屋さんへ。
ところが…。
亮「…いらへん。」
「え？」
ショーウィンドウと良い匂いのする店の前で、亮くんがいらないと言い出した。
亮「りょうたちだけ食べたら、兄ちゃんかわいそう…。」
章大「しょうちゃんもいらへん…。」
そういうことか…！ 自分たちだけでクレープ食べちゃ悪いって思ってるんだ。
「んー…。 あ、じゃあ、お姉ちゃんと分けっこして一緒に食べよ？」
章大「…じゃあ、食べる！」
素直な子たちで助かった…。 本当は、ご飯食べたばっかだけど(笑)
亮「…しょうちゃん、ついてる。」(ﾌｷﾌｷ
章大「ん、ありがとぉ。」
翔「…超可愛いんだけど。」
「ねー！(笑) よし、ごちそうさましたね！
それじゃあ、お兄ちゃん探しにしゅっぱーつ♪」
双子「おー♪」
翔「…なかなかやるな、A。」
智「大きくなったねぇ…。」
お兄ちゃんたちがそんなことを言ってるとは知らず、双子ちゃんと歩く。
めちゃくちゃ良い子たちだから、お兄ちゃんも良い人なんだろうなぁ…。
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Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» あ、ごめんなさい！気づくの遅く遅くなってしまって…。全然いいですよ！ (2019年8月4日 19時) (
レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» とても面白かったです！ (2019年8月4日 18時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
かほべえ(プロフ) - Setsuki.さん» え、うれしいです！ 完全な思い付きで一気に書いてしまったのに、読んでいただけて…！(笑) (2019年8月4日 18時) (レス) id: cd379f69aa (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» というか、今気付いたんですがもしかしてドラえもんズの小説作ってますよね？私、随分前に読ませて頂いていて…笑 (2019年8月4日 17時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - かほべえさん» おぉー！ありがとうございます！応援してます！ (2019年8月4日 17時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞かぽ∞ | 作成日時：2019年6月16日 19時
