透明な瞳。【マホト】 (ページ3)

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今日はデート。

前に探したりんごジュースの美味しいお店。

彼女の喜ぶ顔が見たくて、、

あ:喉乾いた。

君、タイミングよすぎるから。

[juice]

あ:マホトでもこんな可愛いお店知ってるんだ、、

俺を馬鹿にしてるのか、こいつは。

ベンチで待ってて。

混んでいるのが見えた、Aはずっと立っていると
あとが持たない。……今日は楽しむ。だから休んどけ。

あ:こっちこっちー！！

ジュースを二つ買って。

俺が言ったベンチの1つ奥。

マ:おう！！

返事をして向かう。

短い足をパタパタさせて、、こういうとこが好きなとこ。

ゆっくりと零さないように。

けど、、それはAに届かなかった。

マ:A!!!危ない！！！

あ:え？

Aに突っ込んでくる大きなトラック。

横にいたカップルが逃げていく。

りんごジュースを思わず投げ捨てた。

……けど遅かった。

ｶﾞﾀﾝｯｯ!

大きな音と共に。

Aが持っていたバックが地面に落ちる。

去年の誕生日プレゼントした白のバック。

あの時の、笑顔は忘れられない。

思わず。呟いてしまったんだ。

マ:あのバック。赤かった……け。