透明な瞳。【マホト】 (ページ2)

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マホト。覚えていますか。3年前のこと。

マ:お待たせ。

変装ですか、。
サングラスをかけて、背の高いあなた。

あ:こういうのってさ、、彼女が遅れてくる。のが、、

マ:だからさ、いつも言ってんだろ？俺達は。ひと味違う。

これがあなたの口癖。

(他の奴らとはひと味違う。)

だからといって、、遅刻していいわけじゃないんだよ。

マ:で、、今日はどこいく？

あ:喉乾いた。

マ:この辺でね、、君の好きなりんごジュースあるんだよ

あ:ほんと！？のみいこおお。

マ:おけー。行こうか、

手を繋がれた、初めは慣れなかった。

今はもう、、これが普通。

マ:ここだよ、、。

オシャレな小さい建物。

[juice]

あ:マホトでもこんな可愛いお店知ってるんだ、、

頭をコツンっとつつかれ、

マ:買ってくるから、、あーっと。あそこのベンチ席取っておいて、

あ:わかったー。

ちょっと離れたベンチ。

……既にカップル座ってます。お兄さん。

こっちにするね！と手を振ってもう一個先の道路沿い。

10分ぐらい座って待っていると、お店からこっちへりんごジュースを持ったマホトが歩いてくるのが見えた。

あ:こっちこっちー！！

短い手を伸ばして手を振る。

マ:おう！！

ここは道路沿い。けど、車通りは少ない。

ｷｷｰｯ!

耳に刺さる音。マホトを見ていた。

マホトがりんごジュースを投げ捨てて走ってくる。

え、？何が起こってるの？

マ:A!!!危ない！！！

あ:え？

……これが悪夢の始まりだったの。