EPISODE 3 ページ4
シュウside
『ここがシュウお兄ちゃんのお部屋？』
部屋をキョロキョロと見渡しながらそう聞く。
「あんまジロジロ見んなよ。ほら、Aはもう寝ろ。」
ベッドに促しても、Aは一向に動こうとしない。
『A、眠たくないもん！』
俺は眠いんだけど…
「じゃあ俺は先に寝る。」
Aに背を向けると、後ろから勢いよく抱きついてきた。
『シュウお兄ちゃん…寝ちゃヤダ…』
めっちゃ可愛いじゃん…
年下の奴のこと、こんな風に思ったの初めてだ。
「俺は眠いんだ。もしかして、寂しいのか？」
しゃがんでAの頭を撫でると、視線を逸らす。
『そ、そんなんじゃ…ないし…』
「嘘つけ。」
Aを横抱きにすると、ベッドへ移動する。
『ヤダ！Aまだ起きてる！』
「いい子は寝る時間だ。あっ、Aはいい子じゃないのか。」
床に下ろそうとすると、俺の首に必死でしがみついている。
『Aいい子だから！シュウお兄ちゃんと一緒に寝るの！』
可愛すぎないか…？
「はいはい。」
ベッドの上に寝かすと、俺もその隣に寝た。
『ねぇ、シュウお兄ちゃん？』
「ん？」
『こっち向いて？』
「動くのだるい。」
『ふーん…』
Aは頬を膨らませると、真反対の方向を向いた。
『シュウお兄ちゃん、Aのこと嫌いなの…？』
か細い声は、少し震えているのが分かった。
「Aもしかして…」
顔を片手で挟んで、こちら側に向かせる。
『んぅ…』
「やっぱ泣いてる。」
こんだけで泣くとか、本当に子供だな。
「はぁ…しょうがないな…」
Aを抱きしめて、頭を撫でてやる。
『んふふ…シュウお兄ちゃん、大好き…』
それは反則だろ…
しばらく撫でてやると、寝息を立てて眠っている。
「眠くないんじゃなかったのかよ…」
Aから離れると、剥がれた毛布を掛け直す。
「おやすみ。」
頭を撫でると、俺も眠りについた。
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美紀 - 大変ですね美紀が住んでいる地域も5人も出てしまいました (2020年4月19日 14時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
Amelia_.(プロフ) - 美紀さん» それが出てるんです！(；；) (2020年3月22日 17時) (レス) id: 893622ef20 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんのところはコロナウイルスどうですか大丈夫ですか (2020年3月22日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
Amelia_.(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます(；；)美紀さんもコロナ気を付けてくださいね!! (2020年3月21日 12時) (レス) id: 893622ef20 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 初めまして美紀ですこのアニメ大好きなので最高ですこのアニメ更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスが流行っているので気を付けてくださいね (2020年3月20日 9時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Amelia_. | 作成日時：2020年3月17日 6時
