EPISODE 2 ページ3
「名前教えろよ。」
スバルがそう言うと、少女は大きく頷いた。
『逆巻Aです！5歳です！えっと、パパの名前は…』
5歳って、まだ子供じゃねぇか…
「カールハインツですか？」
『そうそう！』
レイジがそう聞くと、Aは笑顔を見せた。
「カールハインツ…確認してきます。」
レイジはそう言うと立ち去った。
アイツが父親ってことは、本当に俺達の妹なのか？
「俺達の名前は分かんの？」
いつもは寝ているシュウが、珍しく起きている。
『分かるよ！魔界に居る時、パパに教えてもらったんだ！』
ニコッと笑う姿が、可愛いと思ってしまう。
「なら、俺の名前呼んでみろよ。」
Aに目線を合わせてしゃがむと、口の中の牙が見えた。
Aもヴァンパイアなんだな…
『アヤトお兄ちゃん！』
その瞬間、顔が熱くなるのが分かった。
「アヤト君ったら、顔真っ赤だよ〜？んふ。」
「う、うるせぇ…」
『アヤトお兄ちゃん、お熱なの？大丈夫？』
俺の顔を小さい両手で包んで、Aはそう聞いてくる。
「大丈夫だ…」
「それにしても、Aちゃん本当に可愛いお顔してるよね〜…」
ライトがAの頭を撫でながら言う。
『んふふ…ライトお兄ちゃんも、カッコイイよ！』
ライトは頬を赤く染めると、Aの頬を撫でた。
「僕、興奮してきちゃった…」
「変態はAに触るな！」
横からスバルが割り込んできて、Aを守るように抱きしめる。
「取り合いだな…」
俺達を横目にシュウがそう言った時、レイジが戻ってきた。
「やはりAは、私達の妹のようです。」
『A、お兄ちゃんができて嬉しいな！』
なんか、めっちゃ可愛くねぇか…？
「明日までに、使い魔に部屋を掃除させておきます。今日は誰かの部屋で寝てください？」
『誰にしよっかな…』
「俺でいい。」
『うん！A、シュウお兄ちゃんと寝る！』
シュウが積極的だな…
でも、ここは譲らねぇぞ？
「俺がAと寝る。」
「アヤトは明日でいいだろ。ほら、A行くぞ。」
『アヤトお兄ちゃんは、明日一緒に寝ようね！』
シュウはAと手を繋ぐと、2階へ上っていった。
「アイツ、Aにデレデレだな…」
「お前もな。」
スバルにそう言うと、何も返せない表情をして自室へ戻っていった。
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美紀 - 大変ですね美紀が住んでいる地域も5人も出てしまいました (2020年4月19日 14時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
Amelia_.(プロフ) - 美紀さん» それが出てるんです！(；；) (2020年3月22日 17時) (レス) id: 893622ef20 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんのところはコロナウイルスどうですか大丈夫ですか (2020年3月22日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
Amelia_.(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます(；；)美紀さんもコロナ気を付けてくださいね!! (2020年3月21日 12時) (レス) id: 893622ef20 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 初めまして美紀ですこのアニメ大好きなので最高ですこのアニメ更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスが流行っているので気を付けてくださいね (2020年3月20日 9時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Amelia_. | 作成日時：2020年3月17日 6時
