EPISODE 15 ページ16
シュウside
『まだ帰らないの〜？』
「帰るまでまだ時間あるぞ？」
確かに暇だよな。
授業出るのもだるいし、俺は普通に寝たいんだけど。
『まだたくさん時間あるなら遊ぼ！』
本当に子供って元気だよな…
めんどくさいけど、一応聞いてやるか。
「何するんだ？」
『えっと…うーん…それは今から考えるの！』
何だよそれ。
「A、ここで寝ればいいじゃねぇか。」
アヤトがそう言うと、首を大きく横に振った。
『A眠たくないもん！』
一刻も早く寝たい横になりたい。
「じゃあ無理やり寝かせてやるよ。」
Aを横抱きにすると、アヤトの居るベッドへ連れていった。
このベッド謎に広いから、3人余裕なんだよな。
Aを挟んで3人で横になると、Aの腰に腕を回した。
「こっち向け。」
「何言ってんだよ。俺の方向くに決まってんだろ？」
アヤトは余計な口出しすんなよ本当に。
力ずくで俺の方を向かせると、頬を撫でた。
『シュウお兄ちゃん…？』
「眠い。」
『んふふ…おやすみ。』
アヤトはそんな俺とAに嫉妬したのか不満そうな顔をすると、何やら布団の中で手を動かした。
その途端、Aがビクッと動く。
「アヤト、何してんだ？」
「別に俺は何もしてねぇよ。」
そんな会話をしている間も、Aはずっと耐えている様子だ。
『ん…』
少しでも声を出すと、口に手を当てて我慢している。
なんかこれ、変な気分になるな…
近くて甘ったるい匂いもするし、こんな赤い顔で涙目になってる表情見せられたら…
「A、何されてんだ？」
聞いても黙って首を振るだけ。
こうなったら、無理やり聞くしかないな。
アヤトが付けたキスマークに爪を当てると、軽くかいた。
ヴァンパイアの爪は鋭いから、痛いだろうな。
『いっ！ん…んんっ…！』
涙を流しながら痛みに我慢する顔が、最高にそそる。
「まだ言わないわけ？」
何も答えない。
じゃあもっとしないとな。
さっきよりも強く爪を立ててかじる。
『痛い…！あぅ…んっ…』
しばらくそれをすると、さすがに限界だったのか喋り始めた。
『話すからぁ…もっ…やめ…』
キスマークをかじっている手を止めて、話を聞く。
アヤトは布団から手を出すと、今度は耳を撫で始めた。
本当、いじめるの好きだよな…
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美紀 - 大変ですね美紀が住んでいる地域も5人も出てしまいました (2020年4月19日 14時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
Amelia_.(プロフ) - 美紀さん» それが出てるんです！(；；) (2020年3月22日 17時) (レス) id: 893622ef20 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんのところはコロナウイルスどうですか大丈夫ですか (2020年3月22日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
Amelia_.(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます(；；)美紀さんもコロナ気を付けてくださいね!! (2020年3月21日 12時) (レス) id: 893622ef20 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 初めまして美紀ですこのアニメ大好きなので最高ですこのアニメ更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスが流行っているので気を付けてくださいね (2020年3月20日 9時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Amelia_. | 作成日時：2020年3月17日 6時
