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しばらくの間

本当に周りが見えていなかった



こんなにも泳ぐことが好きだったとは…

俺だけのいい思い出になった




と、思っていた







後ろの窓が開く音がした








「…なんだ、ジフナか」


WZ「何してんの」


「見りゃ分かるだろ、聞くな」


WZ「はいはい」




その窓から入ってきたのはジフンだった




よかったジフナで



ジョンハンとかだったらどうなっていたか






ジフンと俺はどこか似たところがあると、

俺は個人的に思っている部分があって


だからか秘密を多く語るのはジフンだったりする



今回のことも少しは小っ恥ずかしい思いだが、

"ジフンだから"と心を休められる






「誰にも言うなよこの事」


WZ「言えって言われても無理」


「ならいいけど…」






WZ「何でこんな夜中に」


「夜中だからだよ」


WZ「昼でもよかったじゃん」


「夜のプールが1番気持ちいい」


WZ「…俺も入っていい?」


「どうぞお好きに」





眠そうなのにプールに浸かるジフン



こんな冷たいプール目が覚めそうだけど、

いいのか?






WZ「確かに、夜のプールも悪くないな」






少し傾いた月を見つめながらそう言ったジフン






「少し冷たいけどな」


WZ「うん」






「ジフナもこんな時間まで何してんの」


WZ「仕事」


「ここに来てまでしてんの」


WZ「しょうがないだろ、俺が天才なんだから」


「冗談だよな」





珍しく冗談なんてものを口にしたジフン



このやり取りにジフンがふっと笑みをこぼした





仕事先までパソコン持ってきて何が楽しいのか


つくづく思う、仕事脳になってないか心配だ




でも、笑顔になってくれて少し安心した






「休みたい時は言えよな」


WZ「ん?」


「俺がいつでも付き添う」


WZ「お前が休みたいだけだろ」


「違うし」


WZ「まぁ、こういうのもたまにはいいと思うけど」






俺は仕事とプライベートの差は小さい方で、

アイドルという自覚はそこまでない


それがいいことなのか分からないけど、


常にリラックスしていると俺は思う



ジフンは肩に力が入ったりしてるんじゃないかって

思う筋はあるし、

仕事をやり遂げる完璧主義だからな



休憩だって仕事の一環だろ






「俺といる時くらいは気楽でいろよ」


WZ「こんな奴の隣にいたら気楽でしかいられない」


「褒めてるよな?」













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朝→←.



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作者名:ka._.ho | 作成日時:2022年7月20日 23時

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