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なんでこいつが ページ16

Da-ma side







.






「バカたらこ猿〜、お先〜w」








シ「あ、ちょ、待てよ!」









この時、シルクのそばにちゃんと居ればこんなことにはならなかったのかもしれない









シ「……!!っっっ、」







声が聞こえなくなり、不審に思い、後ろを振り返ると







シルクが倒れていて、頭から血が流れていた









急いで駆け寄り、横たわる体を抱きかかえる





「おい!シルク!しっかりしろ!今救急車呼ぶから、!」







ポケットからスマホを出し、震える手で119番を押す








「マサイ達呼んでくるから、ちょっとだけ待ってろ!」





着ていた上着をシルクの頭の下に敷き、急いでマサイのところへ向かった









..





病院に着き、今はシルクが手当てを受けてる





幸い、流血の割には浅い傷で済んだらしい









診察の前のイスにゆっくり腰掛けると



モ「マサイとンダホが先生の話聞いてる。はい、これ。」






モトキが隣に座り、カフェオレを置く







「あの時、俺がちゃんと近くにいれば、シルクは怪我しなかったかもしれない。」







後悔ばかりが募り、手を強く握り締める






モ「あんまり自分を責めるなよ。ダーマなりに理解しようとしてくれてて、知ってるとは思うけど、あいつの体は少しずつ、自分でコントロール出来なくなってきてる。」





悲しそうに目を伏せながら話すモトキの声は震えていて。






モ「まだまだ先のことだって思いたいけど、いつかは車イス生活になっちゃうんだよ…」








「あいつのことだから、病気になんて負けねえ。歩けなくなっても、喋れなくなっても、俺らはあいつの仲間だろ?」









モ「そうだね…。俺らはずっと一緒にいるから。」






.









シルクはこの日から1週間、リハビリのために入院することになった

リハビリ→←今だから



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さき - もう、号泣しました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)話書くのうますぎぃ.°(ಗдಗ。)°. (2021年12月25日 21時) (レス) @page50 id: 799be46e24 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 久しぶりに小説で泣きました。シルクさんは私の推しだったので本当に感動しました。本当にシルクさんがこの世からいなくなってしまったら、エイジさんみたいに受け止めなきゃなれないんだなと思いました。 (2019年9月8日 23時) (レス) id: 431d6d615a (このIDを非表示/違反報告)
あ〜ちゃん - 読んでる間なかなか涙が止まらなかった… でもなんか勇気与えられた気がします(/▽\)♪ 目がめっちゃ腫れました (2019年8月31日 5時) (携帯から) (レス) id: bdf5a50f71 (このIDを非表示/違反報告)
なほ@マシュマロ - すごく感動しました!読んでる間ずっと涙が止まらなくて、すごくいい作品だなと思いました。素敵な作品をありがとうございました! (2019年8月15日 15時) (レス) id: 1f231daff6 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ - これは……名作だ!! (2019年4月15日 7時) (レス) id: c8044a5c37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:立葵 | 作成日時:2018年8月8日 20時

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