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「ねね今日誰のシャンプー使ったと思う」

jh「うーん…」



ご飯を食べ終えると、ゾロゾロと満足げな表情で帰っていったオッパ達
帰り際に撫でられた頭はもうそろそろ慣れてきた

一室のこの空間にはお風呂から上がった私と、テレビを見てた2人のオッパ



「どう、いい匂いでしょ」

jh「………俺のね」

「うん」



隣に行って髪を嗅がせると
少しの束を持ってジフニオッパが鼻先に持っていった

すんすん…と匂って少し頭を下げたまま私と目を合わせた

うわ…上目遣い…



jh「いいね」

「でしょー、この匂い好き」

yj「ちょっとぉ、次は僕の使ってね」

「はいはい」



そのまま髪を手櫛でとかしながら手が動く

髪触られたら少しずつ眠くなる……



「…オッパ眠くなる」

jh「これで?」

「うーん、気持ち良くて」

jh「髪触られるのが、良いの」

「うん…眠い…」

jh「寝ていいよ笑」

「イヤだ」



どんどん瞼が重くなっていく



jh「俺が運んであげるから、いいよ」

「えぇ…」

yj「ふっ、もうほとんど目開いてないけど?笑」

「うーん…」

jh「いいよ、ほら寝な」



2人の声が寝ろ寝ろと脳みそに直接届いてくる

ふわふわとする中、言われるがまま私はそのまま瞼を閉じた


頭をジフニオッパの肩に預けた





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jh「…ほんとに寝た」

yj「ん?寝ちゃった?」



俺の肩に寄りかかったまま寝たAを
目の前で手を振って本当に寝たのか確認するジェヒョク

びくともしないこの子は本当に寝たらしい…



jh「むぼうび…」

yj「ヒョン?ダメですよ」

jh「分かってるよ…分かってるけど」



もちろん、言わずもがなこの子を愛してやまない…というか恐ろしいほどに本当は愛してるんだけど…

この子全然気づかないし、まだ未成年なAに対して大人の俺らは振り回されてばかり


今もこうして完全にリラックスして俺の肩で寝ちゃってるし、シャンプーのせいで同じ匂いだし…


こう、今にも、手が…

って感じなんだけど、俺らで決めたんだ


この子を守る…俺らから守ると言う意味で
何もしない、と


だから、なるべく2人きりにはならないようにしている



計り知れない愛を俺らは持ってるからな……本当に……




jh「運ぶ時ついてきてよ」

yj「分かってますよ…ベッドのある部屋に2人きりはヒョン危ないでしょ」



「しかもA寝てるし…」なんて言うジェヒョクに、お前も人のこと言えないだろ…と言う目線を向ける






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sinθ(プロフ) - オレンジ☆さん» 深夜に思いついた作品なんですけど、、ナイスでしたか…フフフ…ありがたいです^ ^🩷 (3月6日 14時) (レス) id: 2543d7ee45 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ☆(プロフ) - かわいい!作者さんの創作ナイスです! (3月6日 12時) (レス) id: df9cc98f23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sinθ | 作成日時:2024年2月24日 0時

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