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「で、用なんやけどお前のインカム不具合多くなっとるって報告が来たから修理せんと。貸せ」


自分で不具合って気づかないものだからなぁ。総統閣下が連絡しようとしてつながらなかったとかかな?私に連絡する人総統閣下ぐらいだし。


「ちょっとAちゃんのことお前呼ばわり?あと貸せはないでしょ!」

「ええやん別に」

『はい、修理よろしくお願いします』


インカムを耳から外し、ぺこりと頭を下げる。しんぺいがかばってくれたのは嬉しいけど、説教しなくてもいいのに。もう慣れたから大丈夫。少しも傷ついていないって言ったら嘘になるけど。

私の手から乱暴にインカムをとったロボロ様は、もうええでと不機嫌そうに言い放つ。しんぺいがまた何か説教しそうになったので、腕を掴む。


『ありがとうございます。では、失礼します。しんぺいも行くで』

「え〜………わかった」


少し沈黙があったが了承してくれた。腕を掴んだままモニター室を出て、しんぺいは医務室に、私は自室に向かった。といっても途中まで道は一緒なのだが。
その道中で話しているとショッピ様に出会う。


『お疲れ様です』

「…」

「ちょっと、無視?」

「あぁ、しんぺい神さん。お疲れっす」


なんだ、しんぺいには反応するのか。聞こえていないじゃなくって、無視しているっていうのを認識させたいのか。


『しんぺい、行くで?失礼します』

「待って?」


また怒ってしまう、私なんかのために。そう思って去ろうとしたのに、しんぺいは私を抑制してまでショッピ様と話そうとする。


「あのさ、ロボロもそうだったけどさ。なんでそんなにAちゃんに冷たくするの?」

「そんなの分かっとるやないですか。無能やから。コイツがどんなにできないか、トントンさんに聞きましたよ」

「Aがやってる書類の量とか、Aの体調とか知ってんの?」

『しんぺい!!!!…もう、戻りましょう?』


知られたくない。そんなの知っても気味が悪くなるだけ。だから、やめよう。おねがいだから、鎮まって。
少し震える腕で必死にしんぺいを掴む。伝われ、お願い。


「…うん。ごめんね」


どうにか伝わったようで、優しく私の頭を撫でてくれた。ショッピ様は舌打ちをしてどこかに行ってしまったけれど。

その後は少しきまずい雰囲気で別れ、部屋に戻った。


まだ山のようにある書類を見て気合をいれる。

よし、頑張ろう。

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なつき*俺ナー☆(プロフ) - 子供たちとです^^ (2020年4月24日 13時) (レス) id: 52f2fc1340 (このIDを非表示/違反報告)
あか(プロフ) - なつき*俺ナー☆さん» 返信遅れてしまい申し訳ありません。鬼ごっこ、というのは我々国の子供達とでしょうか?それともタイマンでしょうか? (2020年4月23日 23時) (レス) id: c2b0dfe023 (このIDを非表示/違反報告)
なつき*俺ナー☆(プロフ) - 個人的にぴくとさんの鬼ごっこが見たいです (2020年4月18日 10時) (レス) id: 52f2fc1340 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あか | 作成日時:2019年12月23日 0時

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