鬼滅の刃 ─鬼神と鬼と鬼殺隊─

伍ノ型 再会 ページ7

「ねえねえしのぶ早くう！蝶屋敷戻ろー！たんじろー達に会いたい！！」





柱合会議も終わり、那田蜘蛛山の仔細報告も終わったのでしのぶの手を引いてお庭に出る






しのぶ「危ないですよ。そんなにはしゃぐと転び……あら」





転びますよ。と言われる前にお庭の石に盛大に躓いた



待ってヤダ石痛い転けたくないぃぃ！！









悲鳴嶼「嗚呼、鈍いところは変わらないな……気をつけなさい」




「ぎょうめいいいい！ありがとお」




僕が倒れる前に行冥が回り込んでくれたおかげで石との接吻は避けられた。さすが鬼殺隊最強だよ大好きい！！！






悲鳴嶼「南無……尊い子だ……」









「たっっっっんじろおーー！！！」




伊之助の猪突猛進を借り飛び込めばへぶっ！という声が上から聞こえたけど大丈夫。気にしない気にしない





善逸「Aお前！！！無事だったんだなあよかったよおおお」




「善逸ー！あんなにビビり散らしてたのに入ってきたんだあ！その腕と足はどしたの？」




善逸「人面蜘蛛と戦ったんだよお。気づいたら毒で蜘蛛にされかけたの！！痛いし怖いし辛いんだよおおお」




「ぶっはあ！！！なにそれえ！」




僕が近年稀に見る清々しい程の吹き出しをお見舞すればヤダなにこのガキ生意気ぃぃ！！と叫び散らす








「あれ？おやぶんはー？」





伊之助ならあっちにいるよ。と炭治郎に言われ奥のベッドに行くといつもよりいくらか静かな伊之助が目に入る




善逸「今はそっとしといてやってくれ」



伊之助「ゴメンネ……弱クッテ……」







おやぶううううん！！なにがあったの？！！









「でも皆大きな怪我なくてよかったよお……僕、鬼の群れに捕まっちゃってみんなの所行けなかったから……」





善逸「いやほんと、お前よく生き残ったな……大量の鬼の音がすると思ったら僕に構わなくていいから先進んでってAの声がうっすら聞こえた時正気？って思ったからな」





炭治郎「ああ！あの時はすごく頼もしかった。でも、あんな所に本当に置いていってしまってすまなかった……Aこそ怪我はないのか？」






「もっちろん！血鬼術も使えない低級な鬼には負けないよお！」





えっへん！！と胸を張って言えば本当お前強いよな……なんなんだ……と項垂れる






……あれ？僕ってばみんなに言うの忘れてたかも

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