鬼滅の刃 ─鬼神と鬼と鬼殺隊─

参ノ型 力添 ページ5

「どうして皆そんなに頭硬いの！？僕びっっくりなんだけどお！！！」



御館様が認めろって言ってるのに全っ然認めないの！！なにこの石頭集団？！





不死川「ッチ、鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竈門・冨岡両名の処罰を願います」







「え……ぎゆーとたんじろ、ころさrムグッ」




宇髄「シー。いい子だからちょっとお前は黙ってろ」






酷い天元。








御館様「では、手紙を。」





手紙？手紙ってなにい……？









わあ。いつの間にそんなことになってたの。




てっきりこのこと知ってるのは鬼殺隊で僕だけかと思ってたのに






左近次も、錆兎も、真菰も、義勇も。みんなお腹切るの？




それはやだなあ。





禰豆子、生殺与奪の権握ってんね。









不死川「切腹するから何だというのか。死にたいのなら勝手に死に腐れよ。なんの保証にもなりはしません」



煉獄「不死川の言う通りです！人を喰い殺せば取り返しがつかない！殺された人は戻らない！」








まあ確かに、みんなの言うことには一理あるというか事実なんだけどね。でもそれは、悪鬼の場合でしょ？









御館様「たしかにそうだね。人を襲わないという保証ができない。証明もできない。
ただ、人を襲うということもまた、証明ができない」







流石御館様だなあ。目の付け所が皆のずっと先なの、本当に尊敬しちゃう。









……流石にここまで御館様が言えば納得するだろうって僕も思ってた時期はあったよお……




でも、この石頭たちはほんっとにダメなの！！





だから、僕がヒトハダ脱いじゃうよ。









「はいはーい！お話してもいいですか！」




御館様「うん、大丈夫だよ。どうしたのかな？」








「もし禰豆子が少しでも人を襲うようなことがあれば、喰い殺される前に僕が切り殺すよ。」




炭治郎「A……？！」







「そんで、その後、僕もお腹切って死ぬよ」





そう発言すれば、ざわめく柱たち






甘露寺「な、何言ってるの！そんなこと冗談でも言ってはだめよ？！」




無一郎「どうしてAが死なないといけないの。」






「だって、僕も炭治郎と禰豆子のこと知りながら一緒に任務してたもん。僕だって同罪でしょ？」





だから、ここに呼ばれたんじゃないの？








正論を正面からぶつければ、目を逸らし黙り込んでしまうみんな

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