No.7 貴女side ページ7
特に会話を交わすこともなく教室についた。
「ほら、教科書」
「あ、りがと…」
「なんか、お前変。俺なんかした?」
そういって影山は私のことを心配そうに見つめた。
「なんでもない……っよ?」
「なんでもなくねえだろ」
――ビクッ
「なんかあんだろ?言ってみ?」
「か、げやま……」
私は泣きそうになった。
だってこんなにも近くにいる影山に自分の気持ちすら伝えられない、
“好き”って影山に言えたのなら
どんなに嬉しいだろうか、
でも本当に好きな人だからこそ
“好き”って言えなくて、とまっちゃって
バカみたいに黙っちゃう。
「菅原、放課後帰るぞ…」
「うん……」
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桐島(プロフ) - ちゅりとりミーさん» ありがとうございます!!涙 合作、やりたいです((チラチラチラッ (2014年9月24日 6時) (携帯から) (レス) id: 8f8c2c03a6 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅりとりミー(プロフ) - グルっぽから参りました!良かったら合作とか…!(ちらちらッ) (2014年9月17日 16時) (レス) id: 1ca5b4e0e9 (このIDを非表示/違反報告)
桐島(プロフ) - 燈榎瑠さん» ああああああありがとうございます(´;ω;`) 嬉しいです(´;ω;`) (2014年9月7日 23時) (携帯から) (レス) id: 8f8c2c03a6 (このIDを非表示/違反報告)
桐島(プロフ) - AKAIROGUMIさん» あああああありがとうございます…涙 人気無いかな、って思って放置してました…涙 読んでくれてる人がいて嬉しい…涙 ありがとうございます! (2014年9月7日 23時) (携帯から) (レス) id: 8f8c2c03a6 (このIDを非表示/違反報告)
AKAIROGUMI - 続きを下さい。待ってます! (2014年9月7日 22時) (レス) id: c87a758ae1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桐島 | 作成日時:2014年8月20日 15時