検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:2,982 hit

No.5 貴女side ページ5

始業式が終わり、教室に戻る。

「次は教科書の配布、かぁ…」

トボトボと歩いていると上から空襲…いや、誰かの手がふってきた。

「ぁ、影山だぁ〜!」

「元気、ない?」

「え?大丈夫だよ!」

「そっか、ならいいんだが…」

「もしかして、心配してくれたの…?」

「……!!ボゲ!んなわけねえだろ!早くいくぞボゲ菅原!」

「はいはい!(笑」

本当、影山って素直じゃないと思う。

影山にからかわれながらも体育館についた。

?「あ、Aじゃん」

「知り合いか?」

「うん、お兄ちゃんだよ!お兄ちゃんっ!」

「お、お兄ちゃん…?!」

私はブンブンと手を降るとお兄ちゃんと友達がやってきた。

「あ!紹介するね!こちら影山飛雄くん!バレー部入部希望だよ!」

「後輩かぁ〜」

「はじめまして、Aの兄の菅原孝支です。よろしくね」

「オス!よろしくおねがいします!」

「こっちが旭で、こっちが大地だよ〜!」

「旭さんに大地さんよろしくおねがいします!」

「「おう」」

「んあっ!影山行こう!皆行っちゃうよ!」

「あ、そうだな。では、失礼します」

「はーい、Aの面倒見てやってね影山っ」

「…できる範囲で」

「もう!お兄ちゃんったら変なこと言わないでよ!じゃーねー!」

お兄ちゃんと旭さんと大地さんにばいばいをし影山と教科書の配布所に並んだ。

「お前、菅原さんと似てるな。」

「よく言われるよー!髪長くした孝支くんみたいだ、って!」

「ほくろの位置とか目とか同じだよなー、本当。」

「ただ、性格は似てないんだけどね?笑」

「そりゃあな、お前みたいな五月蝿い女はあまりいない…」

「それどーゆーことよっ!」

「すまんすまん」

そういって影山は微笑した。

―――ドキン

あ、何だろうこの気持ち。

「はーい、菅原さんだね?ほれ教科書」

「ありがと……うっ!?」

「お前、大丈夫か?もてるか?」

「だい、じょーぶ…」

「嘘つけ」

そういって影山は私の教科書が入った袋を持ち上げた、

「良いよ!大丈夫だから!」

「無理、お前ほっとけねえ」

「ぁ、りがとぅ…」

―――ドキン

また、だ…

私はこの胸の痛みを知っている。

これは、“恋”だ。

私は影山に恋、しちゃってるんだ……

No.6 影山side→←No.4 影山side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.3/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:影山飛雄 , ハイキュー!!   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

桐島(プロフ) - ちゅりとりミーさん» ありがとうございます!!涙 合作、やりたいです((チラチラチラッ (2014年9月24日 6時) (携帯から) (レス) id: 8f8c2c03a6 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅりとりミー(プロフ) - グルっぽから参りました!良かったら合作とか…!(ちらちらッ) (2014年9月17日 16時) (レス) id: 1ca5b4e0e9 (このIDを非表示/違反報告)
桐島(プロフ) - 燈榎瑠さん» ああああああありがとうございます(´;ω;`) 嬉しいです(´;ω;`) (2014年9月7日 23時) (携帯から) (レス) id: 8f8c2c03a6 (このIDを非表示/違反報告)
桐島(プロフ) - AKAIROGUMIさん» あああああありがとうございます…涙 人気無いかな、って思って放置してました…涙 読んでくれてる人がいて嬉しい…涙 ありがとうございます! (2014年9月7日 23時) (携帯から) (レス) id: 8f8c2c03a6 (このIDを非表示/違反報告)
AKAIROGUMI - 続きを下さい。待ってます! (2014年9月7日 22時) (レス) id: c87a758ae1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桐島 | 作成日時:2014年8月20日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。