にじゅうきゅう ページ31
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万次郎「ん？何？」
龍宮寺に気づいた万次郎が近づいてくる。
こんなチビが本当に最強の小学生なのだろうかとドキドキした。
万次郎「ねえ、四十八手って何個かカブってるよな？」
龍宮寺「………え？」
万次郎「俺が見たとこどう見ても40いかねぇんだよ、どう思う？」
龍宮寺「ど…どうって…」
『マイキー、シジュウハッテってなぁに？』
万次郎「Aと実際に試して何個あるか確認したらいっか」
『？』
本当にコイツ何なんだ。
龍宮寺「あの…マイキー…くんだよね？」
万次郎「うん？そーだよ、何？」
龍宮寺「中学の先輩が君のこと呼んでこいって」
万次郎「は？」
一瞬雰囲気が変わったような気がした。
龍宮寺「いや…無理にとは…」
万次郎「いーよ」
龍宮寺「へ？」
万次郎「お前の頼みだから聞いてやる。学校に荷物置いてくる。悪いけどA学校で待っててくんね？」
『わたしも行く！マイキー心配だもん』
女の子とつるむヘナチョコなんて速攻でボコられると思っていた。
だが……
龍宮寺「ちーっす」
「おう」
龍宮寺「呼んできましたよ。コイツがマイ……」
その瞬間、万次郎は一直線に鮫山の方へ走り…跳んだ。
そして、鮫山の顔面に蹴りを食らわせ、華麗に着地する。
そのまま鮫山は倒れ、一瞬の出来事に周りを囲んでいた仲間も口を開けて立ち尽くすしか出来なかった。
万次郎「群れてしか行動できない奴らが何の用？俺が七小のマイキー様だ。」
『すごい！マイキー、高く飛んだね』
万次郎「準備運動にもなんなかった」
万次郎に駆け寄るA
その後ろで龍宮寺は自分でも敵わなかった鮫山一派を一撃でノシてしまった万次郎をキラキラした目で見ていた。
万次郎「お前四小のドラケンだろ？お前みたいなカッケー奴がさ、なんでこんなカス共とつるんでんの？」
俺の友だちになれ！ケンチン！
これが東京卍會トップ2の出会いである。
『わたしも友だちになる！輝夜Aって言うの。Aって呼んでね？』
龍宮寺「あっ、龍宮寺堅だ。ドラケンって呼ばれてる。」
『ふーん…、ケンちゃんって呼んでもいい？』
龍宮寺「あ、あぁ！(可愛い、まつ毛なっが)」
万次郎「ケンチン、Aは俺のだから惚れんなよ〜」
龍宮寺「は！？お前らデキてんの！？」
『何ができてるの？』
万次郎「今は“まだ”オサナナジミ」
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ゆず(プロフ) - しおらんさん» コメントありがとうございます。マイキーの愛が溢れているところが伝わっているようで嬉しいです。続編も公開いたしました。今後ともよろしくお願いいたします(^^) (2022年2月3日 20時) (
レス) id: 5e3b7e37d3 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く良いです!!マイキーの愛し方最高ですね！これからも楽しみにしています！ (2022年2月3日 16時) (レス) @page50 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 噂のキャンディーさん» コメントありがとうございます(^^)今後も楽しんでいただけるよう、頑張ります！ (2022年1月27日 20時) (レス) id: dfff95afcc (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - 凄い面白い作品です！更新楽しみしてます！ (2022年1月26日 21時) (レス) @page30 id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - にのんさん» コメントありがとうございます(^^)まだ、書き始めたばかりで至らない点もありますが、これからも頑張ります。 (2022年1月23日 11時) (レス) id: dfff95afcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2022年1月20日 21時
