55 花火 ページ5
「そろそろ花火だけど？」
『わ、わかったって！誘えばいい「浦田くん！！！」ふぁっ？！』
「ふぁっ？！ってなに？ふぁっ？！ってwww」
「うらさんどんな驚き方なん？www」
し、仕方ないじゃん！急に声かけられたんだもん！
てかなんでAちゃんと坂田がここに？
「浦田くん、屋上で花火見ない？見やすいし！」
あ、そういうことか
屋上ってことは告白…しようかな？
『ん、いいよ？人もあんまいないでしょ』
「…そう、だね！ほら行こっ！」
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「あのジンクス俺らが昨日作ったんだけどな」
「まさか疑わないとは思わんかったわ…」
「でもハートの花火ってほんとになんでハートなんだろね」
「星でもいいと思うんやけどなぁ」
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うわぁ…なんかドキドキしてきた…
「わ、ほんとに人いないね！」
『ひゃいっ？！そ、そうだね！』
もうやだ帰りたいよぉぉおお！
「あ、始まった！凄っ キレー…」
『…Aちゃんのが綺麗だろ(ﾎﾞｿｯ』
「ん？今なんて言った？」
『んーん なんでもない！』
言葉を交わすことも無くじっと花火を見る
赤、青、緑、紫… いろんな色の花火が次々に上がる
…これ何発上がんの？
「あ、ハート…！」
ばっと見上げると確かにハート型があった
わ、ヤバっえーっと…もういいや！
『っすき』
Aちゃんの方を向いて、軽く深呼吸
落ち着いて…よし！
『Aちゃん、が…Aちゃんが好きです！ぜ、絶対離さないから…お、俺の彼女になってくれる？』
「え、う、ぇぇええっ？！な、え？！わ、私でいいの…？」
『逆にAちゃんじゃなきゃ嫌だ だって、その…一目惚れ、だったんだよ？』
「う、そ…」
『ずーっと俺のものにしたかったもん 水城と仲いいからすごい嫉妬したし…坂田は別にそこまでしなかったけど、さ』
うん これはホント 坂田には嫉妬1ミリも…1ミリはしてるけどほとんどしなかった！うん！
「わ、私浦田くんに拾ってもらえてよかった…ｸﾞｽｯ」
『うえぇっ？！な、なくなっての…』
「ｸﾞｽｯ ﾋｯｸこの間は勝手に色々言ってごめん…すき 好きだよ 大好き…」
『〜〜っ!俺は言い表せないくらい愛してる、から////』
色とりどりの花火の下、2つの影が重なったとか重なってないとか
しゅりのオススメ！
センラさん、luzさんのピニャコラーダ
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しゅり(プロフ) - ふぁんさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年1月18日 1時) (
レス) id: d3398115fa (このIDを非表示/違反報告)
ふぁん - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2019年1月16日 7時) (レス) id: 6983a44b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅり | 作成日時：2019年1月15日 21時
