ヴィーナスアークからの招待状 ページ12
アイカツフォンを通して聞こえるマリアのラジオを毎週聞いてる人が居た。
「ゆめ。そろそろ時間だよ。・・・って、また聞いてるのソレ？」
ローラはあきれ顔でゆめの傍に近づいた。
バレちゃった、と笑うゆめは楽しそうにラジオを聞いていた。
「日鷹マリアちゃん、最近一気に人気が上がった急上昇中のアイドルで、ブランドBREAKINGMYHEARTのミューズなんだ。」
「そう言えばこの子、歌組の子だったよね。背が高くてスラっとした感じカッコ良かった。
やるじゃない日鷹マリア。」
意気込んでいるローラに乾いた笑い声を溢すゆめは、ふと空を見た。
「会って、話してみたいなぁ日鷹マリアちゃんっ！」
・
「
ディレクターに呼び止められ、話していると後ろからアージェさんに抱き着かれた。
成人男性を担ぐほどの筋力が無い私は、ふらりと倒れそうになるが、横から入ったニーノさんに支えてもらう。
これは、最初の時は焦ったものだが今では何とも思わなくなっていた。
最近アージェさんに毒され過ぎだと思う。
「実はねぇ、マリアちゃん充ての手紙預かってきたんだぁ」
「招待状も兼ねてるから無くすんじゃねーぞ、マリア」
アージェさんが差し出した手紙は、白とピンクの可愛らしい色合いに、花柄が舞っているものだった。
宛先は書いておらず、だた日鷹マリア様と書いてあるだけだった。
「ニーノさん、コレ誰から預かったんだ。宛先が書いてないが・・・」
困ったようにそう聞く私に、ニーノさんは少し顔を歪めて嫌そうに教えてくれた。
「そこに、碇マークの校章ついてるだろ。ヴィーナスアークっていう学校の校章だ」
ニーノさんが指さしたところを見ると確かに、碇のマークを花で囲った校章可愛らしくも上品なそれは手紙の真ん中に描かれていた。
何で気付かなかったんだろう？首をかしげながら手紙の封を切る。
手紙の内容はヴィーナスアークへの学校見学の招待状だった。
「ヴィーナスアーク。確か海外のアイドル学校だったな」
「
「ま、勉強にはなるんじゃねぇーの」
ホント、兄ちゃんあのベッラ嫌いだよねぇ何で？たとえ
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天羽音花 - 最近アイカツフレンズの小説を書き始めたこともあり、色々な人の作品を読んでいたところ、この作品を見つけました。設定やお話の書き方、ストーリーの展開、どれを取っても参考になりますし、とても面白いです！これからも更新頑張ってください！ (2018年6月9日 7時) (
レス) id: 55b5068c58 (このIDを非表示/違反報告)
果口 陽暉(プロフ) - 斗渚さん» ありがとうございます！光栄の極みです！ (2017年12月20日 7時) (レス) id: 17a8e4b861 (このIDを非表示/違反報告)
斗渚 - この作品は面白いです！寒くなってきたので風邪をひかないで更新頑張ってください。 (2017年12月19日 15時) (レス) id: a3e40a4b60 (このIDを非表示/違反報告)
果口 陽暉(プロフ) - 泡沫のアリアさん» ほ、本当ですかΣ(´∀｀；)お手本は嬉しいです(/ω＼)応援ありがとうございます(人''▽｀)頑張りますっっ！ついでにこの作品を作った理由はオリキャラをレイさんと一緒にステージに立たせたかったからです！！ (2017年11月23日 15時) (レス) id: 17a8e4b861 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫のアリア(プロフ) - 書き方とかお話の設定とかが全て私が読んできた中で一番お手本&面白い作品です！これからも頑張って下さい！応援してます！ (2017年11月23日 6時) (レス) id: 4695091f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：果口 陽暉 | 作成日時：2017年11月19日 16時
