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月曜日。緊張しながら学校に向かう。
二日間休日を挟んだおかげで、みんなも私への敵意は少し薄れていた。
それでも、多少の目線はまだ治まらない。
その日の休み時間、私は静かに教室で過ごしていると、教室内がざわざわし出す。
何だろう？と思って、顔を上げると大我くんが私の方に向かってきた。
私は咄嗟に大我くんから目を逸らした。
「愛奈、ちょっと話があるんだけど」
私の顔を覗き込むように大我くんは私の机の前にしゃがみ込む。
大我くんの顔を少し見ただけで心臓はドキドキと高鳴る。
しかも、あんな動画流された後になんで堂々と私のところに来たのか理解できなかった。
私は大我くんとはこれ以上関わってはいけない気がして、口を堅く噤む。
大我くんのこと好きじゃない。だから話掛けないで。
って心の中で訴えた。
一つも口を開かない私を大我くんはし心配そうに見つめながら返事を待ってくれている。
このまま私が口を開かなければ、大我くんは諦めて帰ることを望むけど大我くんは私をずっと見つめる。
クラスの子たちもそんな私たちを見ていた。
重くて苦しい時間に耐え続け、タイミングよく予鈴のチャイムが鳴る。
「愛奈、また来るね」
大我くんはそう残して私のもとを去っていく。
一度も大我くんを見ずに、返答もせずに、去っていく大我くんの背中だけを見つめる。
たった３分くらいの時間だったけど拷問のようだった。
ごめんね、大我くん・・・私もう好きじゃないから・・・
話すことなんてないから・・・
そうやって自分にも嘘をついて本心を隠す。
それから、毎日大我くんは周りの目も気にせずに私のもとに来る。
私も頑なに口を開くことはなかったし、大我くんと目を合わせることもしない。
そんな日々の中、今日は違った。
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えーじ(プロフ) - 未桜さん» コメントありがとうございます！遅くなってすみません。そう言って頂けて嬉しいです！これからも沢山生産します！京本くんのお話もまた挑戦してみようかな♪笑 (2019年9月9日 16時) (
レス) id: fa9409e064 (このIDを非表示/違反報告)
未桜 - いつも楽しみに、見ています!京本くんのお話も、とてもおもしろくて、キュンキュン、ドキドキしてました!これからもたくさんお話、かいてください！楽しみにしてます！ (2019年9月7日 14時) (レス) id: b09ea94896 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えーじ
| 作成日時：2019年8月31日 18時
