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北斗くんが・・・
女の子に・・・
キスした・・・
目の前がグラグラと揺れ、頭が真っ白になる。
北斗くんは私だけを好きでいてくれると思っていた。
完全に自惚れていた。
そりゃ、そうだよね、私は北斗くんを何度もフってるんだもん・・・
次の恋愛したくなるよね・・・
でも、今までのあの時間はなんだったんだろ？
すっごく幸せだったのに・・・
私が早くしないから・・・
ガクガクと震える足でその場から逃げた。
いち早く美香の元へ戻りたかった。
泣きながら走ってラウンジに向かう。
急いで美香の元に行くと、泣き崩れた。
｢え？！え？！由衣どーしたの？大丈夫？？｣
｢え？！大丈夫？由衣ちゃん｣
美香も�眞呂�んもすごく驚いていた。
私は号泣しすぎて言葉が出ない。
美香が背中をさするけど泣くことしか出来なかった。
｢�眞蓮△瓦瓩鵝�今日はもう解散にしよう。北斗にも言っておいて！ごめんね、由衣のことは大丈夫だから！｣
そう言って、美香が私を支えてホテルの部屋に連れていってくれた。
その数分後、北斗くんが待ち合わせ場所に現れる。
｢あれ？こーち。みんなどーしたの？｣
｢いや、俺もわかんねぇーけど由衣ちゃんが急に号泣しちゃってさ・・・｣
｢え？大丈夫なの？｣
｢大丈夫もなにも、お前のこと探しに行って泣き崩れてたぞ？｣
｢え？！由衣ちゃん・・・？｣
ハッとしたように顔を上げる。
北斗くんは事を察したようで、急いで私たちの部屋に向かってくれた。
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作者名：えーじ
| 作成日時：2019年8月16日 14時
